新商品を製作中!

ストラト用のサーキットを製作しています。

サーキット部材

製作と一緒に配線の動作チェックができるピックガードを作りました。もう少し改良したいところです。

img_2405.jpg

完成品はこんな感じ。

完成品サーキット

早ければ今週試奏動画の撮影ができると思います。配線の構造や使い方など詳しくはまたご報告します。


ストッパーを買ってきました

ハンズに言ったついでにアルミストッパーを買ってきました。

ストッパー

これをピックアップ巻き線機のコイル幅を決めるガイドに使っています。 機種ごとにコイルの形が変わりますので複数必要になってきます。

ピックアップ巻き線機

ストッパーを付けたところ

ボビンの組み方、ワイヤの種類、巻き数、マグネットの種類などでいろんなピックアップが製作できるわけです。


ストラトの配線をします

 

先日のレリック済み部品を使ってストラトのアッセンブリーを製作します。

表から見るとこんな感じです。

ストラトのアッセンブリー

今回使用したハンダはkesterですね。

ストラトのノーマル配線1

グラウンドの配線はフェンダーのビンテージにはありませんがトラブルを避けるために追加されています。

もう流通在庫も随分と少なくなったビタミンQを使用しました。

ストラトのノーマル配線2


Baritoneの回路図さがし【Baritone Boxを作ろう-1】

つい先日のことですが、とあるお客様に「バリトーン・スイッチをギターに増設することってできますか?」とご質問を頂きました。

バリトーン・スイッチなら、6接点のロータリー・スイッチとインダクター(コイル)があれば製作可能そうですね。

「おそらく足もとに置く機材として製作することもできますよ」と言ってみたところ、ぜひともそうして欲しいということでしたので、Baritone Boxの製作が決まりました。 部品さえ手に入れば、自分で製作できる人も多いと思いますので興味のある人はぜひチャレンジしてみて下さい。

手元にある本の中に回路図が2枚ありました。基本的に定数は同じですね。まず下の写真は石橋楽器が昔出していた本です。

Baritone回路図1

次がエレクトリックギター・メカニズム完全版に載っている回路図です。

Baritone回路図2

上の回路には1カ所、10MΩの抵抗が入っていないところがあります。おそらく書き忘れだと思われますね。10MΩもあると電気的には絶縁に近い性質なのでノッチ・フィルタのQを調節する用途ではないでしょう。おそらくスイッチを切り替えたときのパチパチいうノイズを軽減するためのものではないでしょうか。