巻き上がったコイルを溶けたロウに漬け込んでコイルを固定します。 コイルが動いてしまうと、ハウリングの原因になります。
ギターのフィードバックとハウリングは違う現象で、ハウリングはプレイヤーが弦を触っても止まりません。
次は絶対切らないように、ハトメ付近に後からロウを足しておきました。
これでばっちりだと思います。
リアピックアップが断線してしまったそうです。
ちょっとほどくだけで直せないかと期待したのですが、表面が10本くらい切れていて、巻き始めも切れてなくなっているので、巻き直ししか方法がなさそうです。
コイルは思い切ってカットして除去します。
コイルのハウリング止めにワックスポッティングされているのですが、それが残っているとコイルを巻くときに引っかかるので、温めて掃除します。
以前、フロントが切れたときにも私が巻き直しを担当したのですが、その時にリアを計測したデータが残っていました。 7.8kΩだったようです。 直流抵抗はあくまでも参考にしかなりませんが、近い数値まで巻いていきましょう。
実際には多めに巻いておいて計測しながらほどいていくわけですが。