オークのスイッチに交換する【Ibanezの配線修理-2】

スイッチの不良と思われるのでスイッチを国産の基板タイプからオーク製に変えてみました。

端子の配列が変わるのでどうなるかと思ったのですが、きれいに収まりましたね。

オークのスイッチに交換する

外したスイッチを調べているのですがやはり導通が不安定です。 もうしばらく様子を見て音が出なくなることがなければお返しして大丈夫でしょう。


リテーナーの交換【Performanceの改造-5】

このブリッジはリテーナーに1本弦を固定してブリッジ側で2弦をチューニングする仕組みです。 ネジの太さ・長さに合わせて加工します。

リテーナーを交換

次はナットの加工ですね。 4弦ネックに5本の弦溝を切るナット交換は初めてなので興奮しますね☆


少しよくなった【レスポールのネック反り修正-7】

なかなかヒーターが効いた状態で安定しないレスポールですが、パイプレンチで60°ずつ回すとして4回が3回になるくらいはよくなりました。

また、トラスロッドに付いていた接着剤がはがれたのか効きかたが少し良くなりました。

すこしネックがよくなった

フレットのすり合わせをすれば結構良いコンディションになりそうです。

頑張って進めてお盆休みまでにお返ししましょう。


配線作業【Ibanezの配線修理-1】

配線が不調なIbanezです。 配線作業をやり直しつつ不調の原因を探ります。

Ibanezの全景

なぜかたまにミドルピックアップの音が出なくなります。

なぜかたまにミドルピックアップの音が出ない

キャビティに塗られた導電塗料が薄く10ミリ間隔で50Ω前後あります。 もっとしっかり塗ると10Ω前後になってシールド効果も上がるので塗りたしましょう。

抵抗値が高い

2回塗りました。 ひと桁になればいいのですが。

導電塗料を塗り直す

元の配線がこちら。どこか結線が間違えているとかはないですね。 ピックアップの位相も合っています。

配線の全景

配線を全てきれいにやり直しました。 ミドルピックアップの抵抗値をたびたび測りますが問題ありません。 断線のたぐいではなさそうです。

配線のオーバーホール

ポットの抵抗値を見ていて気がつきました。 レバースイッチの様子がおかしいです。500kΩのポットの抵抗値がそのままでることがあります。

レバースイッチの故障

どうやらハンダごての熱でスイッチのハンダ付け端子を基板にかしめてあるハトメ部が焼けてしまったのか、たまに絶縁状態や半導通状態になっています。

スイッチを交換しましょう。


リアルセルロイドピックガードの外周をとがらせる加工

レリックのベースに取りつけるという、モントルー製リアルセルロイドピックガードです。

外周の面取りを45°から30°くらいに変更します。

ピックガードを削る

こうするだけで主張が強くなって格好良くなります。

エッジを30°にとがらせた

ビンテージのベースもそうなっているのでこれだけでグッと雰囲気が出ますね。レリックのギターやベースに使うピックガードのエッジ加工はお任せ下さい。 レリックに似合うベッコウピックガードにします。