部品のチェック【DCアダプターのプラグ交換-1】

電源アダプターのプラグをLタイプに交換します。

DCアダプターとLプラグ

こちらのプラグはオヤイデの金属製プラグです。 今回はセンタープラスを使うのでこのプラグで良いですが、いわゆるエフェクターにつながっているセンターマイナスのケーブルにこれを使うのはやめておいたほうがいいです。

この金属部分に9ボルトが、エフェクターケースにアースがくるので、エフェクターを蹴飛ばしてぶつけると電源がショートしてバチーンと火花が出るわけです。

安定型なら電源ICの保護回路がシャットダウンしますが、トランスと整流ダイオードと平滑コンデンサだけのアダプターならトランスのコイルワイヤが燃えて切れるでしょう。 L字になっているので絶縁カバーがかかっていない面があります。

オヤイデのL時DCプラグ

配線の極性をチェックします。 で、コンセントにつないでから気が付いたのですが、中の電解コンデンサに充電されてしまって放電しません。

極性を確認

ショートしたら怖いので、放電するのにほどよい抵抗を探していたらいいところに電球がありました。

電球ベリーマッチ

平滑コンデンサにたまった電力を光エネルギーと熱エネルギーに変えて宇宙に放出することができました(笑)


コンタクトを買いに渋谷へ

久しぶりに渋谷に行ってきました。 なぜかコンタクトレンズだけ渋谷の眼科に行っています。

そこにイケベがあると平行世界のようだ

そう言えば昨日は十条にあるかかりつけの眼科に行ってきたのですが、中心性網膜炎と疑われた自覚症状もなくなってきたので、特に治療は必要ないということになりました。 やれやれ一安心です。


リアJピックアップキャビティのルーティング【フェンダージャパンオールドプレベ型のネック交換-12】

リアピックアップとしてJBタイプのピックアップを取り付けます。 そのためにボディを掘らなくてはいけないのですが、治具を作っている暇がないのでギター屋御用達のスチュマックで注文しました。

あと、切れ味が悪くなってきたダイヤモンドやすり(フレットクラウンファイル)も新調しました。

スチュマックでお買い物

キャビティを掘る位置を決めます。 60年代風JBの位置を参考にします。

位置の確認

レーザー加工の特性なのでしょうか。穴の最後が狭くなって円に近似された多角形になっています。 そのままでは使えませんね。

テンプレートの穴が貫通していない

付属のドリルの角を丸めます。 エッジを引っかけてしまうと、貫通した時にアクリル板がバーンと持ち上がってヘリコプターのように回転します。

エッジを丸める

アクリル板を付属のビットで加工しました。

ビットが通るようになった

まず角をドリルで突きます。 ベアリング付きトリマービットは10Φなのでこうしないとキャビティの角がでないのです。

角の加工から

続いてトリマーのベアリングビット用の1対1治具です。 2枚必要になるのもあって自分で作りませんでした。

テンプレートの張り替え

治具を外してさらに掘り進めます。

トリマー加工

配線が通る穴をあけます。

配線の穴を加工

導電塗料を塗布します。

導電塗料の塗布

ここまでずいぶんと時間がかかりましたが先が見えてきましたね。


ジャックを取り付ける【サンバーストJBにBCP-3を登載する-6】

ピュアトーンのステレオジャックを仕入れたので取り付けましょう。 他接点ジャックは導通に信頼性があるので、バッテリーを使う楽器にも良いですね。

PURETONEのステレオジャック

大事なことを忘れていました。 ポインターワッシャーを付けていませんでした。 ボリュームをフルにしたときにポラリスと名付けられたネジ(笑)を向くようにセットします。

ポインターワッシャーの取り付け

ノブを取り付けます。

ノブを取り付ける

セッティングをして完成です。

完成

ミッドカットも無事に効いています。


全体のチェック【g7のPBの修理-1】 

以前にメンテナンスしたPBです。 もう少し手を入れてみようということになりました。

g7のPB

ローポジが真っ直ぐなのに対して、中心からハイポジションに順反りが残ります。 2弦と3弦のハイポジションにビリ付きがあるのでヒーター修正などで良くしていこうと思います。

ハイポジションの順反りがある

ボリュームとトーンにガリがあります。 ポットの交換もします。

ポットにガリ

10フレットのビリ付きは11フレットの浮きが原因です。

フレットが浮いている

ハイポジションだけ暖めてアルミ柱に固定してみましょう。

ヒーター修正

こういう時は一度ではなかなか直りません。 ハイポジションを直してから中心部を直して・・・と繰り返します。