今日フェイスブックで同業他社さんと、ハンダ付けのためのヘルパーの話題になりました。
この端材とウッドピンチで作ったヘルパーが、とても参考になると褒めてもらいました。
何気なく作ったものなのですが、ジャック、プラグ、ポットの軸など、ギターに関係ある部品が固定できて、とても便利です。
配線の長さも測れますし、被膜をむいた線の予備ハンダもしやすく、基板のハンダ付けもこの上でできます。
端材はホームセンターでほとんど無料ですし、ウッドピンチは100均で売っています。 10ミリの棒を取り付けてハンダのリールを固定しています。 市販のヘルパーより楽器修理用途には向いています。
ギターバイオレンスのスティングレイ型をしたフレットレスベースをお預かりしました。
指板に打コンがあって音がつまります。 ここは修正しましょう。
ネックジョイントがきつくてネックを抜くのに苦労しました。 ボディ側のジョイントビスの穴は、ネジを素通しするのが正しいのですが、ネジが効いてしまっています。 この穴は少し拡げましょう。
ブリッジのネジ穴もきつくてコキコキいいます。 木が膨らんでいるのでしょうか？
導電塗料の抵抗値が一桁大きいです。 写真の場所では10ミリ間隔で279Ωになっています。
導電塗料を塗りました。 重ね塗りなので一回で良いでしょう。
今回はピックアップの交換以外にプリアンプの登載もします。
バードケージオリジナルプリアンプBCP-2Mを取り付けます。 完全ハンドメイドのイコライザーです。