フレットを打つ【スティングレイの修理-11】

フレットの溝の深さを決めたいのでフレットの足の長さを測りました。

フレットの足の長さ

溝の補修をします。 0.56mm幅のノコで拡げ直しました。 深さは2ミリ前後を目標にします。

フレット溝を埋める

フレットを曲げます。

フレットを曲げる

曲げ終わったフレット。 これが完成すればフレットは打てたようなものです。

フレットを曲げ終わった

フレットを圧入しました。

フレットが打てた

フレットの端をカットします。

フレットの足をカットした

フレットの端を削ります。

フレットの端を削る

触っても痛くないように丸めます。

フレットの端を丸める

フレットを打つ作業が完成しました。

フレットを打つ工程が完成

次は指板とネック裏を生地着色して、オイルフィニッシュにします。


フレットを抜いた【スティングレイの修理-10】

ヒーター修正が上手くいったようなのでフレットを抜いていきましょう。

フレットを抜く

指板の塗装を剥がします。

指板の塗装をはがす

フレット溝を修正します。

マスキング

指板塗装を剥がす前にやっておけば良かったですね。 細いマスキングテープがなかったのでもったいないことになりました。

ホームセンターにお出かけするくらいの元気は出てきたので買い出しに行きましょう。


色やレリック具合の打ち合わせ【ドットバインディングJBの組み込み-2】

1月から新しい仕事の受け付けを休止していますので、久しぶりにお客さんに会いました。

色決めです。 色のサンプルがこちらになりました。

色のサンプル

レリック具合のサンプルがこちらになりました。

レリックのサンプル

ちなみにこの本は今井さんの書かれたフェンダー・ベース・オーソリティです。

参考図書

導電塗料の塗布から始めましょう。

導電塗料の塗布

ネックジョイントのネジ穴をあけたいので、ジョイントプレートを入手しましょう。


ステレオジャックに交換【スティングレイの修理-9】

ジャックを交換します。 初期のスティングレイはモノラルジャックが付いています。

普通、アクティブベースは電池の消耗を防ぐための機構があって、ステレオジャックを使うことで、シールドのプラグを抜くと電池のマイナス極が切り離されて電源が自動的にオフになるようにできています。

黒い線が2本同じところにハンダ付けされています。 これを分離して電池のマイナス線をステレオジャックのリング端子につなぐ必要があります。

モノラルジャックが付いている

ステレオジャックを取り付けました。 上から電池のマイナス、アース線、信号線ですね。

ステレオジャックに交換した

弦をはってみました。

ローポジションのヒーターも良さそう

4フレット辺りを逆反らせる方向にかけたヒーターがちょうど良いくらいに効いています。 3回に分けて良い位置にもってくることができました。