ペグブッシュの取り付け【スティングレイの修理-7】

ネックのヒーター修正は効いていそうです。 トラスロッドがフリーの状態でもうっすら逆反っています。

ヒーターは効いているっぽい

ブッシュが浮いているのが気になります。

ブッシュが浮いている

ブッシュの中もサビが浮いています。

ブッシュの内側

ブッシュの中を磨いてみました。 ペグポストもさびているので効果があるかは分かりませんが。

ブッシュの内側を磨いてみた

ブッシュを押し込んで低粘度の接着剤を流し込んで固定します。

ブッシュの固定

ブッシュ浮きは木部がへたってきたこと以外に、ペグの取り付けにも問題があることが多いので、今回は取り付けをやり直します。

ネジ穴を埋めた

ペグの取り付け位置に問題がある場合、せっかくブッシュを押し込んでも、ペグを付けたら動きが悪くなることがあります。 ブッシュが浮くことでなんとかペグが動けていただけというような状態です。

そういう場合は弦を張ったらまたペグが浮くことがあります。 と言うことでまずはネジ穴を埋めました。


ナットを外した【シンラインの再ネック交換-7】

フレットを磨きました。

フレットを仕上げた

ナットを外してみたところナットの底の形が合いません。 フレット溝もナット溝もフラットに切られているようです。

ナットの形が違った

トラスロッドも2ウェイが入っていますし、見た目は50年代風フェンダーに似せて作られていますが、中身は現代的ですね。

ナットの下を掃除した

とりあえずブラックタスクナットは仕入れるとして、ナットの下の接着剤を掃除しておくことにしました。