ピックアップの位相などをチェックしました。 抵抗値が12kΩと結構高めですね。
コイル線の太さなどで結果的にインダクタンスが変わりますから、直流抵抗値だけで音は決まらないでしょうけれど、直流抵抗値が大きいものは基本的に音が大きくて低音のしっかりしたものが多いです。
ボリュームポットなどは500kΩで良いでしょう。
2019年末に体調を崩してから、長らく修理の受け付けを停止させて頂いておりましたが、このたび受け付けを再開することにいたしました。
その後は体調も改善し、年明けに一度お返しした楽器も改めてお預かりして作業を完了することができました。 大変ご心配をおかけしましたが、暖かいご声援をどうも有り難うございます。
尚、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、楽器のお預かりは運送をご利用頂くか、JR十条駅北口・東十条駅南口などでの受け渡し、もしくは駐車場や路上などでのドライブスルー方式にさせて頂いております。
今後ともBirdcageをよろしくお願いいたします。
クッションを削って電池を固定するものを作ってみました。
ううむ。 どうしましょかね(笑) 悪くないんですけれどこれで行くかどうか考えます。
ちなみに前回掃除したキャビティ内のコンパウンドについてなのですが、「なんのためにキャビティにコンパウンドを?」というご質問がありました。
ボディ表面を磨く際に入り込んだものを工場出荷時に掃除していないだけで、何か目的があってキャビティの中にコンパウンドを塗ってあるわけではなく、キャビティ内がコンパウンドだらけなのは、エレキギターあるあるなのです。
確かに工場で量産するときにそこまでやっていられないのは分かりますね。 気に入って長く弾くことにした楽器は一度手を入れると良いですね。 うちに限らず、工房でしっかりやり直すと楽器として完成する感じがあります。 この工業製品と楽器の間みたいな性質もエレキギターの面白くて可愛いところです。