新品の電池【ヘイマーの配線修理-6】

新品の電池を買ってきました。

電池を買ってきた

問題なく使えそうです。 ピックアップの高さを調整して音のバランスを取りたいですね。

新品の電池で音出し

弦を少し太くするのでネックの調整をしました。 トラスロッドナットにグリスをさしてあります。

ロッド調整

ネックが落ち着いたら弦高やオクターブの調整、それに合わせてピックアップの高さ調整をして完成です。 良い音がする楽器になってきました。


電池周りの配線【ヘイマーの配線修理-5】

ジャックプレートのネジ穴をあけなおしました。 バインディングの劣化で酸化しやすい環境のようなので、ステンレスのネジを使います。

ジャックプレートを取り付ける

絶縁用に一枚クッションを入れて、電池の固定用のクッションも作ります。

テンプレートを作る

こんな感じの配線になりました。

クッションを切り出す

チェック用の電池を入れてみます。 裏蓋にもクッションを貼りました。

電池を入れてみた

音出ししてみます。

音出しチェック

少しリアが低いですね。 新品の電池を買ってきたら完成です。


フレットの修理【フェンダーメキシコJMの修理-3】

ほぼ全てのフレットで、中央部分が浮いていました。 なのでフレットを金属製のハンマーでたたき延べて、指板のRに合わせることで浮きを修正します。 念のため、フレットの両端、中央に低粘度の接着剤を染みこませて固定します。

フレットをたたき延べる

当然フレットの高さが変わるので、フレットのすり合わせをします。 工場出荷時にすでにフレットが浮いていて、そのまますり合わせされていたところなどは、この工程で擦り板に貼った紙やすりがなかなか当たらないのでよく分かりますね。

フレットのすり合わせ

削ったことでフレットの頂点が平らになってしまいますので、改めて丸めなおしていきます。

フレットを丸め直す

ピカピカに磨きました。

フレットを仕上げた

次はピックアップの取り付けです。 交換してみたいモデルがあるそうで、新しいピックアップが取り付けられます。 どうなるのか楽しみですね(ジャックが錆びていたので、元のピックアップの音が聞けていませんけれど)。