全体のチェック【ビンテージテレキャスターのリフレット-1】

70年代のテレキャスターをお預かりしました。

テレキャスター

しばらく倉庫にしまってあったそうなので、いろいろとチェックしていきましょう。 サドルのネジは錆びていますが、回るので安心しました。

ブリッジ周り

この時代っぽい配線ですが、取りあえずはこのままでも問題なさそうです。 ホコリとか塗装のゴミがあるので掃除はしたいですね。

コントロールキャビティ内部

弦は09~42が張ってあります。 ボールエンドに塗装がないのでダダリオではないですね。 このままのゲージで、入手しやすいメーカーが良さそうなのでアーニーボールを張っておきましょう。

09が張られている

ピックアップのつり下げネジにはスプリングが入っています。 ゴム管なら交換しようかと思いましたが、スプリングはへたらないのでこのままにしましょう。 キャビティの掃除はしておきたいですね。

ピックアップキャビティ内部

サドルの下のホコリだけ先に取っておきましょう。

ホコリのお掃除

弦が古くなっていてコンディションを確かめにくいため、ここで一旦弦を交換しました。

弦を交換してみる

6弦の12フレット付近に逆反りがあって、ここのフレットを削りたいのですが、もうすでに結構削ってあるので、フレットを交換しましょう。

6弦の12フレット付近

トラスロッドの負担を軽減する程度に全体にヒーターをあてて、指板を研磨してからフレットを打ち替えて・・・と進めようと思います。