サイドジャックの穴を埋めた【PJキャビティのブラックPBボディの加工-4】

22Φの木栓を作ったので、穴を埋めます。 接着剤が密着するように穴の中の塗装を掃除しました。

穴全部を20Φで埋めようかと思ったのですが、掃除してみたらちょっと木栓が緩めなので、中が埋まっている必要はなさそうですし外側だけ埋めることにしました。

穴の形を整えた

こんな感じにはまります。

22Φがはまった

接着します。

接着

ネジ穴も埋めましょう。 成形したらブラックのラッカーでタッチアップして完成にします。


音出しチェック【STRの5弦ベース-8】

今回の巻き直しで倍音構成が目標に近い良いところに収まっているのでこれで完成にします。

ピックアップの音出しチェック

普段巻いている4弦ベース用のピックアップと比べても出力はやや低めに聞こえるのでこれで正解だと思います。 サウンドバランスが変わってプリアンプ側での音作りの余裕ができた分、ツマミをグリグリいじれるので楽しいです。


もう少しヒーターしたい【ブラックES-335のフレット交換-5】

このギターのトラスロッドナットは、パイプレンチで4回くらい回すと手応えがかたくなるので、2回くらいで真っ直ぐになると良いなと思います。

もう少し順反りを直したい

あと少しヒーターしましょう。 1弦のローフレット側に順反りがあるので、ここは指板の研磨で直すべきでしょう。


音をだしてみる【STRの5弦ベース-7】

巻き上がったピックアップをつないでみました。 久しぶりの音出しです。

音をだしてみる

なかなかいい感じではないでしょうか。 元々はビン!ゴン!とファットでストレートな音だったのですが、オーソドックスなビンテージを目指した系のベースに近い倍音構成になったと思います。

元のピックアップは、パッシブでアンプにつないだらすでにいい感じにロー~ローミッドが飽和していて、タッチを気にせず自信をもって思い切って弾けそうでしたが、その反面でプリアンプで音を作りこむ幅は少なそうな感じでした。

まき直した方は、弱く弾いたときとフレットにぶつけるくらい強く弾いたときでアクセントの付け方がそのまま出る要素があって、良い意味で右手のセンスが問われる不安がありつつも、中低音が充満しきっていない分プリアンプで作り込む幅は広そうです。

フロントはさらにか弱くしても良いのかもしれません。 でもローBまで再生することを考えたらこのくらいでも良いような・・・。

とにかく以前よりイコライザーで音を作りやすい範囲には来ています。 耳を休めてからもっと聞いてみましょう。