溝の底を少し削った

5弦と4弦の開放の音が大きくて、6弦の音が小さいと言うことで、4・5弦の下を少し削ってピエゾの当たり具合を弱めるように調整してみて欲しいとのことです。

少し削った

ものすごくちょっとずつ削っては弦を張って・・・を繰り返しました。

少し削った

こういうのは完全に弾き方とも関係がもあるので、基本的にベーシストである私が弾くより、ギタリストに弾いてもらいながらの方が良いことが分かりました。

ベーシスト的には6弦3フレットのGの基音が妙に大きいことが気になっていましたが、サドルを削って6弦の弦高を下げることで倍音を増やして、溝の底を削ってピエゾの当たりを調整することで6弦の中域が前に出てきた感じでした。 これをギタリストが弾くとバランスが良く鳴ります。

もうちょっとこのギタリスト的な耳を作らないと判断が甘くなりますね。 ついつい基音をしっかり鳴らそうとしたり、そこを聞いてしまっている気がします。

 


ジャガーのミュートプレートのレリック

ジャガーのミュートプレートをお預かりしました。 ギターに合わせてエイジド加工をして欲しいというご依頼です。 クロームメッキは腐食しないので、傷を付けたりとか、塗料を使って汚れ感を出していきます。

ジャガーのミュートプレート

写真では伝えにくいですがいい感じになりました。

レリックした

これで乾燥させたらお送りしましょう。