配線を戻す【リッケンバッカーのネック修理-10】

ポットが4つともぐるぐると回ってしまっているのでロックワッシャーを入れておきましょう。

ロックワッシャーを入れる

ノブを付け直しました。

ノブを付け直す

配線を元に戻します。

配線を元に戻す

新しい弦を張りました。

弦を張った

この状態で一度お返しします。 しばらく弾いてみて、これから他のところもやるかどうか決定するということになりました。

確かにまた半年くらいでネックがどんどん反ってくるようならあきらめても良いかもしれません。


弦高調整【弦高が高いエスクワイヤのネック修理-6】

季節のせいかネックが少し動きました。 むしろ逆反り方向に動いていたのでトラスロッドを緩めました。

弦高調整

1弦12フレットで1.4mm~くらい。 フェンダーの指板Rだとこのくらいから下げていくにしたがって1音半チョーキングがつらくなりますよね。 これでバランスを取って完成にしましょう。


取り付けが完成【レスポールスペシャルにPR-02とモントルー製バダスタイプブリッジを付ける-4】

スタッドがはまらない問題の続きです。 他のお客さまからもモントルー製バダス型ブリッジをお預かりしたのでスタッドをお借りして入れてみたのですがやっぱりあと3mmが入りません。

別のスタッドも入らない

太さや、ネジの山、ネジの谷の問題ではないです。 しいて言えば先端の面取りがないくらいでしょうか? あるいはネジのピッチが少しずつズレていっていて、ネジを全部入れると固着するということも考えられます。 どちらにしても削るしかないでしょう。

どこが違うのか・・・

やってみた結果、ネジピッチがギブソンのアンカーとズレていっていました。 先端のネジ山をグラインダーで削り落としたらはまるようになりました。

ピッチがズレていっていると思われる

オクターブのサドル位置は計測してあったので、おおまかにブリッジの位置を先に決めてしまいます。

大まかに位置を決める

弦溝の位置出しをします。 このギターの場合はリアピックアップの1弦ポールピースから外に出ない位置というのがひとつのリミットになります。

位置決め

その中で、指板の両端からなるべく均等になる位置を出すとこの辺りになりました。

こういう位置にする

弦溝を作っていきます。

弦溝を作る

弦高とオクターブチューニングの調整をして、サドル周りの細かい部品に中粘度のネジロックを注して仮固定しておきます。

調整

ネックが動かなければこれで完成で良いですね。 部品のフィッティングにものすごく時間がかかりました。