Marshall Guv’norの断線修理

断線してしまっているガバナーです。

Marshall Guv'nor

黄色ばかり3本切れてしまっていますね。

3カ所切れている

反対側も折れそうです。 個体によって色が違うのかも知れませんが、画像検索で見つけたビンテージ個体の写真を参考にして、アース線を赤、基板から来ている線を黒にしておきたいと思います。

反対側も折れそう

ハンダを掃除します。

ハンダの掃除

周りの線の取り回しに合わせておきます。

配線が完了

他に折れそうな線はなかったのでこれで良さそうです。

配線が完了

インプットジャックがノイジーだったので掃除してみました。 少しましになったと思います。

音出しチェック

これで使えると思います。

 


フレットのすり合わせなど【エピフォンの赤いLPスタジオのメンテナンス-1】

エピフォンのレスポールスタジオをお預かりしました。 オーナー様としては、身の回りのギター初心者人にプレゼントする前にメンテナンスをしておこうという計画のようです。

エピフォンのLPスタジオ

ネックの反り、ナット溝の深さ、ジャック、ハイポジションのビリつき等が主に気になります。

ネック調整する前に、ロッドナットを取り出してグリスを塗っておきました。

トラスロッドナットのグリスアップ

ゴールドのノブが2個しか付いていません。 4個とも交換しておきます。

ノブが2個しかない

トグルスイッチの動きが90度異なっているので通常に戻しておきます。

スイッチの向きが変

配線を見ていきましょう。

配線のチェック

ジャックはPURETONEのものに交換しておきます。

PURETONEのジャック

スイッチキャビティのネジが1本、半分くらい穴に落ち込んでしまっていて効いていません。 こういうところまで直し始めるといくらでもやることがある楽器なので、ここは初心者にあげてしまう楽器なら目をつぶりましょう。

スイッチの向きを戻す

フレットが浮いていて、部分的にビリつくのでフレットを打ち込み直しました。 接着材で固定しておきます。

フレットの浮きを修正した

フレットのすり合わせをします。

フレットのすり合わせ

フレットを削って・・・

フレットのすり合わせ

磨き上げた状態がこちら。

フレットを仕上げた

シムがポケットのエンドに入っていて、ネックのハイ起きの原因になりかねないので、少しでもましになるようにネジ穴が通っているものを作り直しました。

シムの交換