断線してしまっているガバナーです。
黄色ばかり3本切れてしまっていますね。
反対側も折れそうです。 個体によって色が違うのかも知れませんが、画像検索で見つけたビンテージ個体の写真を参考にして、アース線を赤、基板から来ている線を黒にしておきたいと思います。
ハンダを掃除します。
周りの線の取り回しに合わせておきます。
他に折れそうな線はなかったのでこれで良さそうです。
インプットジャックがノイジーだったので掃除してみました。 少しましになったと思います。
これで使えると思います。
エピフォンのレスポールスタジオをお預かりしました。 オーナー様としては、身の回りのギター初心者人にプレゼントする前にメンテナンスをしておこうという計画のようです。
ネックの反り、ナット溝の深さ、ジャック、ハイポジションのビリつき等が主に気になります。
ネック調整する前に、ロッドナットを取り出してグリスを塗っておきました。
ゴールドのノブが2個しか付いていません。 4個とも交換しておきます。
トグルスイッチの動きが90度異なっているので通常に戻しておきます。
配線を見ていきましょう。
ジャックはPURETONEのものに交換しておきます。
スイッチキャビティのネジが1本、半分くらい穴に落ち込んでしまっていて効いていません。 こういうところまで直し始めるといくらでもやることがある楽器なので、ここは初心者にあげてしまう楽器なら目をつぶりましょう。
フレットが浮いていて、部分的にビリつくのでフレットを打ち込み直しました。 接着材で固定しておきます。
フレットのすり合わせをします。
フレットを削って・・・
磨き上げた状態がこちら。
シムがポケットのエンドに入っていて、ネックのハイ起きの原因になりかねないので、少しでもましになるようにネジ穴が通っているものを作り直しました。