もともとエピフォンがあけたポケットがズレていたようで、1mmくらいなのですが、センターブロックに対して左右対称ではありません。

削ったあとが目立つのもよくないと思うので、今あるポケットから無理に左右へ動かすことはしなくてもいいと思うのですが、一応ここでストップして日を改めてセンターを決めます。

アンカーを抜いたところを埋めるための木栓を作ります。

接着材が入る隙間を作るために穴を拡げました。

木栓を接着します。

こちらは良い感じにヒーターが効いてくれているようです。

これで止まってくれれば良いのですが。

温めていると、前回曲げたところが戻っていくのが分かります。　何回かに分けてハイポジションとローポジションを別々に曲げていくということができないよです。

写真では分かりづらいですが、相当思い切って曲げています。

この1発で効いてくれれば良いのですが。

.009～.042の弦を張りました。

ハイポジションのある音程に対して、トレモロスプリングが異常に共鳴してしまうので、スポンジでミュートしておきました。

ネック調整、弦高調整、オクターブチューニング、ピックアップの高さ調整などをして完成となりました。

音が大きめなストラトで、玄人好みな鈴鳴りはしませんがオールマイティな感じはします。　初心者にプレゼントすることを考えているそうなので、そういう意味では弾きやすくもなりましたし、音もいろいろな音楽に使えて重宝するのではないでしょうか。　汚れも掃除したのでとてもきれいになりましたし。