4弦解放がフランジャーがかかったみたいになるベースの研究

どうも4弦にサドル状で角度がつきすぎて、曲がりきれなくなっているのが原因のようなので、テーパー弦を張ってみました。 細くなっている弦なら角度がついても曲がりきれます。 ギターなら裏通しでも問題ないわけですからこれが良い解決方法です。

パハーーンシュルシュルとしたフランジャー感はかなり落ち着きます。

テーパー弦を張ってみる

4弦解放だけがひどいのはナット状でも角度がついて弦が指板から離れる方向に浮き上がるからだと思います。 なので4弦はあまりヘッド面に近くなるまで押しつけずに巻くのも良さそうです。 少し効果を感じます。

テーパー弦を張ってみる

アルバトロスのブリッジなら4弦サドル状での角度が緩くなるので効果抜群だろうと思ったのですが、案外フランジャー感が残ります。 弦高調整とかもっと厳密にしないと比べにくいですね。

そう言えば季節が変わったせいかネックが少し順反っています。 ロッドがローポジにしか効かないのでもう少しヒーター修正で曲げましょう。 それが終わったら改めて聞き比べてみようと思います。

アルバトロスのブリッジを付けてみる

ピックアップの高さももう少し追い込んだセッティングをして比べたいところです。 クッションがへたっていたので交換しましょう。

アルバトロスのブリッジを付けてみる

十分な高さまで上げることができるようになしました。 弦高が決まるまで少し高めにして待っておきましょう。

ピックアップの高さ調整


埋木はずし【レスポールのネック修理-9】

ネックのマホガニーが順反りしていたのをヒーターでかなり直しました。 これでトリマーなどの機械工具が入りやすくなります。

スチームをあてながら埋木を外していきます。

トラスロッドの取り出し

黒いチューブを巻かれたロッドが出てきました。 木が押しつぶされてかなりロッドが引っ張り出されているのが分かってきました。 ネジ切り側も押しつぶされてネックの主材がトラスロッドをくわえ込んで機能しなくなっています。

ベンドロッドのたわみが一番大きい中央部がなかなか取れないですね。 トリマーのエンドミルビットを使ってある程度削り落としましょう。


コンパウンドを買ってみた

車用のコンパウンドです。 ギタークラフト科時代にアシスタント先生が使っていたものと同じものがホームセンターにあったので買ってみました。

車用のコンパウンド

近々ウレタン塗装の修正があるのでそこで役立ちそうです。 ラッカーにも使えるのでしょうか。 先生は使っていましたが成分が今も同じとは限りませんね。


ケースに組み込みます【初期型スティングレイのプリアンプの製作-4】

ケースの穴開け加工がすんで部品を取り付けました。

ケース加工がすんだところ

配線をしたところがこちら。 初期型スティングレイに載っていた2バンドプリアンプのレプリカ基板がケースに入っています。

配線をすませた

元の基板はスイッチで回路をバイパスすることを前提に作られていません。 なので入力のコンデンサを充電する音がバンバンならないように、抵抗を足してみました。

入力に抵抗を追加

どのくらい効果があるのかどうか鳴らしてみましょう☆


全体をチェック【J-45のナットはがれ修理-1】

ラムトリック時代からのお客さんというか、同じ国立音楽院ギタークラフト科で竹田先生に教わった後輩にあたるギタリストからJ-45が届きました。

ラムトリックでチューンナップしてピックアップを取り付けたことがあるギターですね。

J-45

オイルナットがはがれてしまっています。 粘度の低い瞬間接着剤で付けてあるのですが、冬期の急激な材木収縮や衝撃などではがれてしまうことがあるのです。

ナットがはがれている

バンプオブチキンのローディをさせてもらったときにも、チャマさんの青Sonicが同じようなナットはがれをおこしたことがあります。

年末ライブのリハ期間中、メンバー到着前に弦交換をしているときだったので補修がききましたが、本番中にはがれたらナットがずれてチューニングがおかしくなることもあるのではないかと問題意識を持ちました。

なので、Birdcageを立ちあげてからはタイトボンドで接着しています。 タイトボンド接着でナットがはがれた例は今のところありません。

瞬間接着剤を使うメリットはナットを外すときに写真のように楽器にダメージがないところですが、タイトボンドも上手に加温してあげればはがれますし、柔らかくなった接着剤もきれいに取り除けるので問題ないです。

自分が手がけた楽器がどういう使われ方をしているのかは現場を見に行かなければわかりません。 こういうことを考える大事なきっかけをもらえたことを、チャマさんや現場のみなさんに感謝しています。