配線を分解する【Kiihlの5弦フレットレスベースの改造-14】

配線を分解していきます。 ルチェルトラタイマーを回しながら配線を分解していると、間違った線を切ると爆発するシーンみたいな気分になります。

基板を外していく

配線を完全に分解しました。 引っ越しの内見みたいです。

空になった

ピエゾピックアップのキャビティも開けてみましょう。

ピエゾピックアップ

0.06μFくらいのコンデンサが並列に入っているようです。

0.06μFくらい並列に入っている

ピエゾの音色の硬すぎる部分と高域ノイズが一緒にアースに捨ててあるというかんじでしょうか。 これがオリジナルなのか追加改造されたものなのか分かりませんが、いったんはこれを尊重して進めていきましょう。


EズイコーAUTO T 100mm F3.5を手に入れた

毎月友達が作っている「自分カレンダー」の撮影用に、軽くて小さい望遠レンズが欲しくてオークションで落札しました。 缶コーヒーくらいの大きさと重さなのでバッグに差し込んでお散歩できます。

1960年代のハーフサイズカメラ(36枚撮りフィルムで72枚撮れる)ペンF用のレンズで100mm f3.5です。 同シリーズの38mm f1.8と比べて倍くらいの長さです。

EズイコーAUTO T 100mm F3.5

ペンFはマウント面からフィルムまでが短い設計なので、ミラーレス機に付けるときのアダプターが薄くてすみます。 面積がハーフサイズということは、縦横の一辺は1/√2になります。 APS-Cセンサーサイズはフルサイズの1/1.5なのでだいたい同じくらい。 実はとても相性が良いはずです。

今回は1円で落札した大カビ玉です↓

カビ玉

防犯カメラ用のCマウントレンズに、自作のブラックミストフィルターを付けたふわふわレンズで撮影するときに併用するので、「フィルターを作らなくても写りの雰囲気が完璧にそろっている。ふわふわですばらしい。」となりました。

ちなみにペンFのレンズは38mmも100mmもフルフレームセンサーをぎりぎりカバーするイメージサークルなので、周辺減光や解像感の流れをアリとするならα7でも使えると思います。 (このカビ玉を高いカメラに付けたいかは別の話になりますが・・・苦笑)