0.5ミリ厚の突き板ですが正確にはもう少し厚みがあります。
最後に突き板をもう1枚貼って木目をきれいにするために、1枚分ヘッドを薄くします。
例の治具を使って1枚だけ貼ります。
削ってみないと分からないですが、木目がきれいに見えると良いですね。
次は塗装のことを考えないといけませんね。
黒目止めとシーラーのあと、染料の赤とラッカーが焼けた飴色の組み合わせで色が合うのだろうと思っています。
スプレーガン型エアブラシのメンテナンスから始めましょう。
指板には問題なくバインディングが貼れているようなので、ボディ側に進みます。 カーブがあって難易度が高そうなのでボディを後にしました。
カーブのキツいところは先に熱で曲げておきましょう。 ヒートガンだと焦げそうだったのでドライヤーで地道に暖めました。 思っていたより自由に曲げられます。
作業にだんだんと慣れてきます。 もはやキャブバインディング曲げ名人です。
角があるところは反対側から別パーツで切り返します。
指板のエンド付近はこんな感じ。
全体はこんな感じ。 ミイラみたいになっています。
削るのが楽しみですね。 バインディングが終わったらフレットを打ってペグを交換して・・・と、完成が見えてきました。
年末に自律神経をおかしくしてから仕事をセーブしながらやってきていますが、今までやったことがなかったネック折れ修理やバインディング交換など、新しい技術を習得する機会にはなっているようです。
マーティンをお預かりしました。 年末に一度お預かりしたのですが、体調不良のために一度お返ししまして、お預かりし直した1本です。
年始にお断りした楽器のお預かりももうすぐできそうですね。
ナット溝の高さがバラ付いていまして2弦と6弦が高いですね。 他はアコギにしては少し低いのかも知れません。 ただ、今回は多少ビリつくくらいに弦高を下げたいということなので問題ないと思います。
エレアコとして割り切ったセッティングを目指すというか、ピックアップで拾ったときにおいしいジャリッと感がでるところまで弦高を下げたいとのことで、1弦1.5mm~6弦1.8mmくらいが理想だそうです。
6弦が3㎜くらいあるんですね。
ネックは反っていません。 ボディが膨らんでいるわけでもないので、サドルで下げるということなのですが、結構削ることになりますね。
サドルを削って、ブリッジの上面を削る必要が出てきたり、それにともって溝を深くしなくてはいけなくなったりと、作業が広がりそうな気もします。
その場合はスチュマックの便利治具を個人輸入するのでしょうか。 やりながら考えましょう。
ストラップピンも付けることになっています。
かなり様子を見ていましたがネックは良さそうですね。
トラスロッドナットの力で指板が割れているのを修理したので、ロッドの力に頼らずにほぼ真っ直ぐになってくれるように修正したらちょっと行きすぎてしまいまして、逆反りが自然に直らないかと、弦を張ったまま放置していました。
ローポジションが完全な真っ直ぐではなくて少し順反りしていますが、届いたときの弦高が2.5㎜~くらいで、それでちょうど良いくらいということでしたので、このくらいなら問題ないというか、むしろローポジションとハイポジションの弦高が近くなって、高めの弦高が好きな人には良いのではないでしょうか。
送ってもらった弦の3弦がおかしくてオクターブが合いません。
裏通しなのでサドルの上で弦が折れるのですが、オクターブを合わせようとしてサドルを下げていくと、付いた折り目が振動する領域に入っていってしまって、今度は全フレットビリつくという。
うちにあった弦に張り替えてみたら問題なさそうです。 ボチボチお返ししましょう。
ヘッド割れも指板割れも、ネチャネチャに変質した塗装をオイルフィニッシュに変えるのも、フレット交換も全部上手くいったと思います。