全体をチェック【ES-330 の修理-1】

トグルナットが弦に共鳴して異音を発しています。 調べてみたところ、レバーの付け根の部分が緩くなっているようです。

交換するか、なにかで抑えるかしかありません。 ビンテージ価値を維持するならとりあえずこのままにしておいて、レコーディングでは輪ゴムでポットなどとくくるというのが良いかもしれません。

共鳴するトグルスイッチ

ブリッジスタッドのネジ山がダメになっています。 ここはやすりでさらいましょう。

スタッドのネジ山が潰れている

訳あって、ブリッジを交換します。 サドルに弦溝を切っているところ。

サドルに弦溝を切る

弦を張りました。 元のブリッジは向きが逆についていたので、ブリッジを分解してサドルを全部入れ替えるか、新しいものにするかというところだったのですが、新品のブリッジを持ち込んでいただいたので交換となりました。

弦を張る

ナット溝が低いので交換します。 すでに1回交換されているようです。

ナット部

エポキシ接着剤がべったり付いていて、ナットが浮いている感じでした。

ナットを外した

この透明の接着剤を剥がすところから作業が始まります。


ボディの修正もろもろ【テレマスターの組み込み-13】

明らかにずれているジョイントのネジ穴を埋めてあけ直します。

ジョイント穴を埋める

センターや、ぱっと見た美しさなどを考慮して新しい穴をあけていきます。 このネジ穴は塗装屋さんが手板をネジ止めするのにも使われることになるので、あけてから塗装屋さんに送るのが良いと思われます。

新しい穴をあける

ジャックの穴が接線に対して直角ではないようです。

ジャックの穴が傾いている

少し内側を削ってから塗装しましょう。


塗装に入ります【テレマスターの組み込み-12】

ここに来て、ボディをよく見たら、厚み出しに使った電動カンナの痕と思われる段差というか波打があります。

よく見たらカンナの段差がある

これはもう本格的なベルトサンダーで磨いだ方が早いですね。 納期短縮のためにも塗装屋さんに頼んでしまいましょう。

塗装前

ネックはこんな感じ。

塗装前

裏面にはヤマさんの焼き印。

塗装前

誇りを持って仕事をしてもらうために、焼き印はこちらからヤマ楽器さんにお願いして捺してもらっています。