ピックアップ周りの加工【InnerWoodの改造-6】

ピックアップが角張っている問題でピックアップを削ります。 まずはノミで突きました。

ピックアップを削る

やすりやサンドペーパーできれいに仕上げました。

ピックアップの木工加工

しかしそもそもピックガードがキャビティにはみ出していて入りません。 ここも加工します。

ピックガード縁

ベアリングビットでボディ形状に合わせて削りました。

トリマービットで加工

これでピックアップがキャビティに収まりそうです。

入った

クッションの粘着で一緒にはがれてしまった導電塗料を塗り直します。

導電塗料の塗り直し


指板をはがしました【レスポールのネック修理-3】

途中まではがして元に戻すと境目のところに古い接着剤が残ったり新しい接着剤を入れそこなったりして接着の不良を起こす可能性が考えられたので、思い切って指板を全てはがすことにしました。

作業の妨げにならないように、スイッチとネック側ピックアップを取り外します。

配線を外す

表側はこんな感じ。

ネック側ピックアップを外した

完全に指板をはがしました。 12フレットのポジションマークは作業中にはがれたのでまた接着し直します。

レスポールの指板を完全に剥がす

ここ問題箇所。 クラックが入って盛り上がっています。

ネックのマホガニーが柔らかい→ネックが反る→トラスロッドをしめる→ロッドナット部がめり込む→ネックが反る・・・をくり返した結果だと思います。

指板を張ったあと、フレットを1度抜いて溝をせばめることで、ネックを指板側から支えるようにしようと思っています。 そういう修理のしかたはあまり聞いたことがないので、ここで修理してよくなれば最高なのですが。

問題箇所

どうしても塗装にダメージが出てしまいますね。

塗装のダメージ

表面だけだったので、コンパウンドをつけて磨きました。 かなりましになりましたね。

研磨して修正

さあここからがまだまだ大変です。


楽器のお渡し【wife風レリックベースの組み込み-24】

最後の加工はトラスロッドカバーです。 ネックを外さなくてもトラスロッドの調整ができます。

ロッドカバーの穴開け

お客さまがご自分でストラップピンを取り付けました。

ストラップピンの取り付け

ピックアップの表面にアクリル製の板でフィンガーランプを貼り付け。 こうやって位置を決めたあとで、角などを削って仕上げるそうです。 お客さまいわく「自分で手作りしてこそwife!」とのことです。

アクリル板の取り付け

これで完成です!

Billy Sheehan's wife replica

Talas時代のまだサンバーストが残っている外観で(しかも角の部分は剥がれたのを補修するためにビルが自分で黒を吹いている)レプリカを作った例はほとんどないのではないでしょうか?

とても貴重な経験ができました。 今月の20日にはこのベースを使ってのライブがあるそうです。


ベースの日でしたね

11月11日はベースの日でした。

自分用兼試奏用の3トーンサンバーストのJBは後まわしになってまだ塗装中です。

Birdcage JB

年末の忘年会ライブで弾きたいのですが間に合わないですかね。

Birdcage ベースネック

お客さまの楽器の修理が優先です。


カジノをチタンサドルに交換【epiphone casinoのメンテナンス】

casinoをお預かりしました。 メンテナンスのついでにKTS製のチタンサドルに交換します。

CASINO全景

もとのブリッジ部はこんな感じです。

ブリッジ部

ネックが順反っているのでロッドを調べてみました。 なんと全くロッドがしまっていませんでした。 潤滑グリスを塗って適切なところまでしめ込みましょう。

トラスロッドナット部

ネックはかなり真っ直ぐになったのですがハイポジションが順反っています。 弦高を下げていくと15フレットのチョーキングが出ませんね。 本気で直すにはヒーター修正などネックの修理が必要です。

ハイポジションが順反っている

今回は短期間のお預かりなので、フレットのすり合わせで可能な限り対応します。 まずはネック側ピックアップを外しました。

 

ネックピックアップを外す

マスキングして部分的にフレットを削ります。

すり合わせの準備

見た目のこともありますしこのくらいでやめておきました。

ハイポジションのすり合わせ

フレットの仕上げが終わったところです。 もとの状態よりは少しましになりましたね。

フレット仕上げが終わったところ

チタンサドルに交換しました。ブリッジの分解方法はこちらからご覧になれます。

弦溝を弦に合わせて広げてあります。

サドルの溝切り

弦を張って調整しました。 かなり弦高が下がって弾きやすくなりました。

メンテナンスの完了

弦高ペタペタで弾く楽器でもないですし、これでしばらく使ってもらうことになるかもしれませんね。