ZO-3(ゾーサン)を手直しする

ZO-3(ゾーサン)です。

ポストペット ZO-3

2001年頃に販売されていたと思われるPostPetコラボモデルです。 こんなギターあったんですね。

ポストペット ZO-3

一部打コンがありますけれど、保管状態がとても良くてコンディションも問題ないです。

ヘッド部

ネックの状態も良いのでフレットのすり合わせをして、さらに精度を上げておきます。

フレットのすり合わせ

ペグのツマミが緩くなっていたので調整します。

ペグツマミのトルク調整

弦が放射状になっていて、張力が効率よくナットにかかりません。 余計なところに摩擦があるとチューニングが安定しないのではないかと思われるので、ブッシュ内にグリスを塗っておきます。

ブッシュ内のグリスアップ

ジョイントポケット内に木くずがたくさん入っています。 穴がつながっているスピーカーキャビティの方からも木くずの音がします。

ポケット部

ボディのネジ穴を拡げてネジが素通りできるようにして、ネックのネジ穴を面取り・補強・トラスロッドナットにトルク調整剤を塗布しました。 少し逆反っていたのでロッドをわずかに緩めました。

ジョイント部の手直し

フレットを丸め直して、傷を消していきます。

フレットを仕上げ直す

ピカピカになりました。 ポジションマークにもモモがいます。

フレットを磨いた

ナット溝は問題ありません。 上面が角張っているので丸めました。

ナット部

こんな感じ↓

ナットを丸めた

ボディからチャラチャラと木くずの音がするので裏蓋をあけてゴミを出しました。

木くずを掃除した

弦はエリクサー・オプティウェブの.009~.042を張ることになりました。

弦高を下げて、オクターブチューニングもしました。

サドルの調整

ZO-3はジャックが付いていてアンプにつなぐことができます。

普通に良いギターになった

調整したら良いギターになりました。


サドルの弦溝を作る【レスポール・スタンダード(20251210お預かり)のフレットすり合わせ-12】

1・6弦の弦溝の位置を決めていきます。

弦溝の位置を決める

これを5等分して弦溝を作っていきましょう。

溝の加工

弦を張ってみます↓ このあと大まかにオクターブチューニングしました。 新しい弦に交換したら詳しくチェックします。

弦を張ってみる

持ち込んでいただいたタスクナット↓ サイズ面では問題なく付きそうです。 上面の形が自分の作るナットと違って作業しにくいことと、上面を多く削るとモールドの穴が出てきそうなことが気になります。

穴

前に付けたときは4000とかいうやつを使ったのかも知れません。 取りあえず今回はこれでチャレンジしましょう。


ピックアップを逆巻き逆磁極に改造する【フェンダーメキシコ製ムスタングベースの改造-11】

巻き方向も磁極も同じなため、シングルコイルと同じだけ外来ノイズが乗るスプリットピックアップを、ノイズキャンセルするように改造します。

元の状態

表から見たところ↓ 1・2弦用コイルの配線を入れ替えて、ふたつのコイルのノイズ同士を逆位相にして打ち消しつつ、磁極も逆にすることで信号を同位相に戻します。

1弦側を改造する

改造できました↓ 磁極と位相の確認をしました。

逆巻き逆磁極化

音を出してチェックします。 これで今度こそ完成です。

完成

ナイロンテープワウンドなので人体アースが取れませんが、親指をネジに触れるように乗せれば、ネジを通じてアース電位につながります。

ネジ部分

その状態ならノイズがほぼ完璧に消えます。

ムスタングベースの同巻き同磁極ピックアップ問題、勉強になりましたね。