分解してホコリを吹き飛ばした【Epiphoneの配線をオーバーホールする-2】

ハムバッカーに交換しようという企画だったこのギターですが、方針が変わってP-90 スタイルのまま配線全体をやり直そうと言うことになりました。

このまま配線をオーバーホールすることになった

配線をはずしていきます。 ピックアップはソケットになっているようです。 ギブソンみたいに裸の網線シールド線にするのでしょうか。 オーナー様と相談です。

配線を取り出す

ピックアップはどちらもNトップで12kΩくらいあります。 カバーが違うだけのセットですね。

カバーが違うだけ

ネックの近くにマスターボリュームがありますが、今回それは無しになりそうです。

マスタートーンは無くす予定

配線を引き出して、中の綿ホコリをエアーで吹き飛ばしました。 たんぽぽの綿毛にしては季節が早いです。

ホコリを全部出した


ネックを外してみた【Navigatorのストラトタイプのネックをオーバーホールする-1】

ナビゲーターのストラトタイプをお預かりしました。 

Navigatorのストラトタイプ

スキャロップにしようかと思ったそうですがジェスカーの#58118という幅2.99mm、高さ1.47mmというジャンボフレットを打ってみることになりました。

 フレットは#58118に打ち替える

ペグは一度すでにロトマティックに交換したことがあるそうで、今はおそらくコンバージョンブッシュになっています。 ゴトーのペグに交換します。

ペグ部

ペグがすごく硬いので交換してから作業しようかと思ったのですが、グリスが固まっているだけで新しいグリスを注したら動きました。 今の弦のままネックの調整を進めていきましょう。

グリスが固まっている

リテーナーのネジの深さが足りなくて回ってしまいます。 あと1mmくらい深くしておきましょう。

リテーナーがプロペラみたいに回る

ネジがスポッと取れました。 1本だけネジの先が折れているせいかと思いましたが

ネジが折れている

ネック側のねじ穴がダメになっていてずぽっと抜けたことが原因のようです。

ネジ穴が全てダメになっている

まずはここを埋木させてもらいましょう。


BCP-3とBCP-2Mに配線を付けた

ジャガーベースに取り付けるBCP-3は配線を少し長めに出しておきたいです。 20cmにしましょう。

20cmくらいの線を出しておきたい

スティングレイのレプリカプリアンプと一緒にペダルにするBCP-2Mの方も配線を取り付け終わりました。

BCP-3とBCP-2Mに配線を付けた

絶縁塗装に入りましょう。


秋葉原で部品を買ってきた

秋葉原に買い出しに行ってきました。 アウトボードプリアンプの部品、Powerchipの電解コンデンサ、ラグ板を使ってハンドワイヤリングするオーバードライブペダルの部品です。

秋葉原で部品を買ってきた

帰りは秋葉原から歩いて帰ってきました。 飛鳥山公園の夜桜ライトアップが始まっていました。

飛鳥山公園の夜桜ライトアップ

東武ストア王子店もお総菜や缶ビールなどお花見仕様になっていました。


もう一回ヒーターする

ハイポジションにもう一回ヒーターをあてます。

もう一回ヒーターする

フレットラインが見えない問題については、3.5.7.9.12.15.17.19とポジションマークのあるところにだけ、白いラインを5弦側の角付近に入れるという方針に決まりました。