バネをネジ留めできるかも【SG Specialの改造-10】

黄色のマルのところに木ネジを打って、緑のマルのところに短いインチネジを使えば、スプリングをプレートに4つ追加でネジ止めできるかも知れないと思いついたので、ネジを注文しました。

バネをネジ留めできるかも

たぶんエスカッションにハムバッカーを取り付けるネジと同じピッチだと思います。 明後日くらいに来るので上手くいきそうならバネにします。

クッションが経年劣化することを気にされていたので、これでバネ式にできれば一番良いなと思っています。


再組み立て【アックスベースの改造ー35】

配線が出来上がりました。 コネクタケーブルはあまりカットしたくないので結束帯で縛ってグルッと長めに使いました。

バランサーとか無しの1ボリューム1トーンの配線になっています。

配線できた

指板に手垢が付いているので掃除します。 フレットも無限に緑青が湧いているので掃除しておきます。

ネジがやっぱりひっかかるので、ネジ穴をあと少しだけ拡げました。

あと少し拡げた

nuroの塗膜を面取りしてからブリッジを戻していきます。

面取りしてからブリッジを付け

弦交換しました。 ロッドカバーのネジが入らないのでネジ穴を拡げました。

ネジ穴を拡げた

ネックがハイ起きしていたり、バダスのサドルに弦の溝がなかったり、裏蓋がギチギチで外れにくかったり、いろいろと改善点はあると思いますが、今回は見た目とコスパ重視ということなのでここまでにしましょう。

完成

弦高のお好みが比較的高めなのでこれで良い感じではないでしょうか。 パッシブとは言えEMGだからかノイズも少ないですし、上品な音色です。 音量がおとなしめですが、それはアンプで設定してあげれば良いかな、という印象です。


取り付け位置を決めた【Kiihlの5弦フレットレスベースの改造-13】

このラインをそろえようとすると・・・

ここをそろえることはできない

最終フレットよりスロープの方が高くなります。 これをすり合わせるとなると指板の延長という無茶な作業になりますし、マホガニーなのでそもそも指板材ではありません。

指板の延長作業になってしまう

なのでこの絶縁紙は剥がします。 そのうちハトメを打ってファズ基板になります。

外す

外しても、弦の下側とスロープの隙間が0.4mmありません。 弦高は12フレット2.0~2.5mmと高めの状態でこの感じです。

隙間は0.4mmない

というわけでいろいろ悩みましたが、このスロープはピックアップとピッタリ合わせた位置に付けます。

ピックアップにピッタリくっつける

弦が古くて、いろんなところでカラカラと異音がするのですが、たぶん指板の方は基本的にはいじらなくても良い気がしています。

弦が古すぎる

というわけで弦をさっそく交換して調べます。

交換してネックを調べたい

配線を分解していきましょう。

配線の分解を進める


ピックアップの入れ替えと部品清掃【ヒスコレLPスタンダードのピックアップ交換-4】

ピックアップを外していきます。

元の配線

2本のギターの間でピックアップを入れ替えるので両方バラします。

分解

貴重なトムホームズなので分解したついでに計測しておきます。 過去にも計測したことがありますが、2個のコイルの特性が異常にピッタリそろっている気がします。

計測

エスカッションに組み付けました。

ピックアップの入れ替え

配線を戻していきます。

配線作業

ジャック交換するという計画もあったのですが、磨いてみたら意外にピカピカになってノイズもなくなったので清掃だけにします。

ジャックの清掃

こっちも磨いておきます。

ジャックの清掃

ポットも少しファサファサいっているので外からアクセスできる範囲でブラシを磨いておきます。 完全には良くなりませんでしたけれどマシにはなりました。

ポットの清掃

これで完成です。

完成

こっちにトムホームズが載っています。

完成


塗装の状態【レスポールスタンダード(20250830お預かり)の塗装修理-1】

以前にもお預かりしたことがあるレスポールスタンダードです。

レスポールスタンダード(20250830お預かり)

ベンドロッドがネック材を押しつぶし、指板が押されて剥がれたギターです。 ロッドカバーのナット側に、そのときに入れ直した2ウェイロッドが見えます。

2ウェイは自力で固定しようとするので、柔らかいネック材と相性が良いかもしれません。 季節の変化よりロッドの固定能力が高いらしく年中まっすぐなネックになっているようです。

以前ロッド入れ替えしたところ

うつぶせで倒れてしまったそうでリアボリューム付近に亀裂が入ったそうです。

ポット周りの塗装

タッチアップラッカーを塗ってあるそうですが、色がなくなっています。 このクリアラッカーをはがしつつ、色を入れて・・・

ポット周りの塗装

他のクラックに混じって目立たないくらいになるといいなというご要望です。

塗装のクラック

塗装屋さんが部分修理を受けてくれるならお任せしたいところですけれど、トップ面全面を吹きなおすとか、トップクリアをつなぐためにクリアを全面に吹くというようなやり方の場合は自分でタッチアップした方が良いかもしれませんね。

じっくりやりましょう。