チェック【Epiphoneにハムバッカーを載せる-1】

Epiphoneのギターです。 P-90を外してハムバッカーを登載することになっています。

Epiphone

配線が短いのでつなぐ必要がありそうです。 エスカッションを取り付けるために板を張り足したり、ピックアップが通るように穴を少し拡げたりする必要がありそうです。

ハムバッカーに交換する

マスターボリュームは取り外します。

マスターボリュームは取り外す

ナイロンワッシャーではなくてファイバー紙のワッシャーがスプリングの下に入っています。 無くさないようにしましょう。

ファイバー紙のワッシャーが入っている

あまりアーチが丸くないので下がフラットなエスカッションを載せる方向で考えていきましょう。


ツバ出し指板のカット【SELDER ベースの改造-5】

19フレットがツバ出し指板になっています。 このベースではスラップをすることが予定されているようでツバ出し部分をカットして欲しいということです。

19フレット

ツバ出しの根元をマークしておいて・・・

位置決め

カットします。

糸のこでカット

トリマーのベアリングビットで形を合わせます。

トリマー加工

溝が残ったので薄板で埋めます。 後から気が付いたのですが、先に埋めてからトリマーした方が破片が飛びにくくて良かったですね。

埋める

仕上げたところがこちら。

仕上げた

ボディの裏側にアクティブ回路を入れるキャビティを掘ります。 表側のキャビティの位置を写しとってチェックしましょう。

キャビティを写しとる

結構ギリギリな位置にきますね。 テンプレートは2mm誤差治具なのでもうひとまわり小さい掘り込みになります。

結構ギリギリ

もっとガッツリ掘っても良いのことで、別に表キャビティとつながってしまっても問題ないのですが、ただでさえ軽いボディがたくさん肉抜きされているので、強度的にも重量バランス的にも残したいところ。 このキャビティの形にしましょう。


調整【レスポールスペシャル(20240922お預かり)のブリッジ交換-2】

3弦の溝を少し深くしました。 バダス型のブリッジは、3弦のサドルの位置と弦が出てくる位置の関係で、弦が曲がりきれずに弦高が高くなりがちなので微調整が必要です。

3弦の溝を調整

いろいろ微調整しました。 明日チェックして問題なければお返ししましょう。

微調整

お返しする前にナットに追いグリスしておきましょう。


ピックアップキャビティを掘る【SELDER ベースの改造-4】

テンプレートを貼り付けました。 コーナーを先に4Φで突いておきます。

四つ角を加工

フォスナービットで粗加工します。

粗加工

ノミで整えて大まかに掘れました。

大まかに取れた

トリマー加工します。

塗装が一部欠けてしまいました。 面取りして導電塗料を塗れば問題ないと思います。

塗装が一部飛んでしまう

面取りしました。

面取りした

裏側にコントロールキャビティを追加します。

次は裏ざぐり

 


ピックガードの角をとがらせる加工

フェンダー純正のピックガードをお預かりしました。 エッジを尖らせる加工をしていきます。

ストラトのピックガード

いびつな形をしているところがあります。 ついでなので直しましょう。

角張っている

スクレーパーで角を尖らせたあと、サンドペーパーで整えます。

形を整える

研磨して仕上げます。

研磨

こんな感じになりました。

エッジを尖らせた