ハイポジの順反りを直すと言うよりは、ローポジの逆反りを抑えるイメージでもう一回ヒーター修正します。
「修理の記録」カテゴリーアーカイブ
Powerchipの配線【ミュージックランダー型ギターの組み込み-23】
Powerchipの配線準備を進めます。
こんな感じに新しい配線材を生やしました。
導電塗料のアース、弦アース、ポットとスイッチの間の配線を先に済ませました。 コンデンサはオーナー様のお好みに合わせてヒグチのオイルコンデンサが付いています。
仰るには「非常に音楽的な音がする」とのことですが、ラムトリック社で働いていたときも「Sonicのターボブレンダーについているコンデンサだけを売って欲しい」というリクエストが多かったのでヒグチのオイルコンデンサにはファンがたくさんいますね。
基板が付いたボリュームを取り付けていきます。
出力にもグラウンド線が付いていて、他のグラウンド端子ともつながっているのでコモングラウンドと書いてあるところは他のポットなどとつなぐ必要がなければ使わなくても良いのかもしれません。
ボックスジャックの角を削った【ミュージックランダー型ギターの組み込み-22】
サイドジャックの穴にジャックが通らないので角を削りました。 取り付け説明書にそう書いてあるので助かりました。 このサイズのボックスジャックを先日秋葉原で見かけましたが、削ったらあれも使えるのかも知れませんね。 勉強になります。
ミニスイッチの動く角度は、レバースイッチと平行が良いということになったので、前の持ち主がやったと思われる掘り込みを追加して角度を変えました。
ピックアップキャビティに塗った導電塗料をアースにつなぎたいのですが、ピックアップの裏側にたくさんハンダ付けしたところが露出しているので気を付けないといけませんね。
フロントピックアップはトレモロスプリングキャビティとかぶっていないので深いところにネジを打てました。 センターピックアップは穴のところに斜めに隠しました。
アース周りから処理していって、配線をあらかじめ付けたPowerchipを装着→他のポットやスイッチ、ジャック、バッテリーに配線→最後にピックアップとレバースイッチの配線という流れで取り付ければ良さそうです。
ネックの方はほぼ完成させてあるので、あと少しで完成が見えてきそうです。