超低音に効くEQのチェックのためにホワイトノイズを生成する回路を作りたくなりました。
ネットで一番簡単そうな回路図を見つけて部品を集めました。
レバースイッチ部分の配線を改造してフロントとセンターのトーンとリアのトーンにしました。 ジャックの配線もしたので音を出してみました。
そこで気が付いたのですがフロントピックアップの音が出ません。
抵抗値を計測してみますが無限大Ωなのでフロントピックアップが断線していることが分かりました。
カバーでひっかいたようなあとはありません。
音が出ない断線は線の両端で切れている可能性が高いです。 コイルの中央で切れるとコイル線が直流的には絶縁されていても、コイルワイヤーどうしの線間容量で高域だけシャカシャカ音漏れします。
ということはハトメ部分で導通がなくなった可能性が高いです。 案の定、コールド側のハトメを暖めなおしたら音が出ました。
6kΩくらい出ていますね。 一般的なストラトのピックアップの抵抗値です。
フロントピックアップを下げる場合にはゴムクッションの高さが足りないので交換しておきたいですね。
とか言っていたらまた音が出なくなりました。 暖めなおしても220kΩくらいの抵抗値が計測されてしまいます。
そもそもハトメの部分はコイルワイヤーを何周か回しておいて欲しいですね。 他の音が出ているピックアップも心配になってきます。
ハンダを吸い取って新しいハンダを入れたら直りました。
弦を張っていきます。 弦を張ってからアンプで音出ししましたが今のところフロントの音は出ています。
弦高のバランスがいまいちなのでトレモロの調整とピックアップの高さ調整をしようと思います。
導電塗料をもう一回塗っておきましょう。 塗る前にピックアップキャビティにカバーが入るかどうか確認しておきます。
導電塗料を塗りました。 1cm離れたところで100Ωくらいあったので半分くらいになると良いなと思います。
裏側のピックアップキャビティにも導電塗料が塗られています。 ここは別に塗らなくても良いと思います。 電源はデカップリングコンデンサで交流的にはショートしているのでたいしてノイズは乗らないのではないでしょうか。 導電塗料がアース電位につながっていませんし。
エフェクターの9Vの電源もシールドされていません。 シールド線を使っていてもセンターマイナスなのでたぶんシールド網線部分に+電源が来ています。