少しずつチェックしていく【スペクターNS-2Jのプリアンプ修理-4】

一番怪しいのはBassつまみなのでここのガリノイズを接点剤で改善してみました。 ガリは良くなりましたが症状はあまり変わりません。

相変わらず消費電流が25mAくらい流れています。 ピックアップにどんなアンプが使われているかは分かりませんが、プリアンプ基板上の062は低消費電力なので通常1mAも流れないはずです。

接点剤を入れてみた

オペアンプの足が錆びています。 見た感じで、電池が液漏れしたことがあるようなので、その名残かも知れません。

オペアンプの足が錆びている

うちにあった062に交換してみましたが、やはり症状は変わりませんね。

オペアンプを交換しも症状が変わらない

バッテリースナップの修理をした際にどこか配線が間違っているとか、基板のショートや絶縁、オペアンプソケット、電解コンデンサの劣化、電池を逆につないだときに保護回路が壊れている(ついでに逆電圧がかかって何かが壊れている)、帰還ループ位相補償用のコンデンサがスチロール製で高周波に対応できていない(もしくは等価直列インダクタンスが増える方向で劣化している)・・・。

原因は何でしょうかね? 原因をこれだとハッキリ突き止めるに一度にバラさずにひとつずつ疑っていきたいので順番を考えます。


一度弦を張ってみた【64JBのネック修理-3】

5枚目のワッシャーを入れました。 これでヒールの木部と同じ面にそろうくらいです。

5枚目のワッシャーを入れた

トラスロッドをフリーにしても結構逆反った状態にできました。 360°くらいは軽くまわる感じになったトラスロッドナットを、120°くらい回した状態で弦を張っておきます。

かなり逆反らせた

この状態でネックがほぼフラットになります。

今のところ真っ直ぐに近い状態

これでキープできればいいのですが。


分解してみる【スペクターNS-2Jのプリアンプ修理-3】

固着していたノブがようやく外せました。

ノブが外れた

基板を浮かせた状態で音出ししてみたいので、本来の組み立て手順ではないような気がしますがジャック周りの配線を外していきます。

ジャックの配線を外す

基板が外れました。

基板が外れた

電池の液漏れがあったせいかもしれませんが、銅箔テープやロックワッシャーが結構錆びています。 交換してもいいかもしれません。 特に銅箔テープは浮いてくると基板のパターンとショートしそうなので、新しい物に変えるか導電塗料を塗るか、オーナー様に相談しましょう。

錆びている

基板パターンに電池の液体がかかったのか、パターンも錆びています。導通を確かめましょう。

錆びている

バッテリーホルダーと以前の修理で付けられたバッテリースナップの組み合わせがショート事故を引き起こしそうなので新しい物に変えたいのですが、ハンダを外せば交換できそうです。

バッテリーボックスは外せそう

このツマミを絞ると一時的に音が出ます。 このポットの洗浄から試したいですね。

ここを絞ると一時的に音が大きくなる

回路図ではここになります↓ BASSツマミのようです。

回路図ではここにあたる

オペアンプソケットも錆びているので交換するかも知れません。

電源と出力に電解コンデンサが3カ所使われています。 こういうところもよく劣化が疑われますが、パソコンの電源部分みたいに常に高熱になるところの電解コンデンサの寿命が短い一方で、今回のような弱電系の電解コンデンサは意外と長生きなので、今回の原因ではないような気がしています。


接点剤を使った【SELDERストラト型のメンテナンス-3】

ポットのノイズが少し気になったので、もう一度分解してポットに接点剤をさしておきました。

接点剤を使った

接点を磨くセラミック粉と、導通を改善するカーボン粉末を添加したものを、少量塗るだけで良くなりました。 分解せずに2番端子のスライダーに塗布するのが上手くなってきました。