ネックを取り付けて指板の状態を確認してからフレットを打ちたいので、埋めたところに新しい穴をあけました。
ネジ穴から接着材のような物がボディ側へ抜けていますね。 ここは掃除しておきます。
ステンレスフレットを打っていきます。
ヒーター修正をしても12フレットでの弦高がこれくらいあります。
ブリッジサドルはこれくらい下がっていて、これより厚いブリッジに交換するのでこちらでは下がりません。
ジョイントそのものをいじることはしないことになっているので、トラスロッドカバーを外した状態でネックエンドがボディ面と同じになるくらいの厚みの板を入れて、それでも下がらなければその板を削って仕込み角を変えることにします。
もし見た目が気になるなら、塗装とかオイルフィニッシュとかで着色するのも良いかもしれませんね。
ネックがボディから遠ざかる分だけネジの効きも弱くなるので、ダメになりかけているジョイントのネジ穴を埋めてあけ直しましょう。
ハイポジションの順反りが残っていたのもさらにもう一回ヒーターを当てました。
一応見た感じではちゃんと効いているのでどのくらい戻るのか調べたいですね。
ネジ穴が限界ですね。 ここを埋め直します。
ナット溝が高すぎて感覚が分からなくなるので、どうせ交換するナットですし削ってしまってから検討を進めます。
ネックの反りもナットの高さも直してもまだ弦高が下がりません。 仕込み角を変えるためにポケットを削るか、ポケットに2mmくらいの板を入れるかという感じです。 今回はオーナー様との相談の結果薄板を入れることになりました。 ポケットやネックジョイントネジが斜めなのでシムを入れて仕込み角度を変えるのは向いていなさそうです。
ムスタングなので、弦高調整を弦ごとにできない構造のサドルになっています。 指板のRとブリッジサドル側のRがぴったり合っていないことがあって、このギターですとどうしても4弦の弦高が低めになってしまいます。
以前も作ったことがある、サドルの下に入れるパーツを作ってみます。 まずはアルミ板を切り出します。
成形します。 16mm×11mmくらいで良さそうです。
手をケガしないように角を丸めるように研磨してこんな部品ができました。 今回は0.5mm厚で作りました。
サドルの下に入れます。
サドルを取り付けたところがこちら。 見た目がどうしても嫌な場合は弦を張り替えるついでに取ってもらえば良いと思います。
新しい弦に張り替えます。
ナットの溝の深さを削って仕上げました。
これでネックが動かなければ完成で良いと思います。