ピックガード関連の加工【Sonic PBの改造-4】

ピックアップカバーが大きめで、穴を通ってくれなかったので手加工が大変でした。ではまずピックガードを取り付けていきましょう。

ピックガードネジ穴

仮付けしてみます。この状態でジョイント部からはみ出ているピックガードを、ボール盤に付けたトリマーのベアリング・ビットで掻き取ります

ピックガード仮付け

トラスロッド調整溝を付けました。

外周は45°にカットしてありますがここは60°です。以前ブログに書いたこのビットを使いました。

トラスロッド調整溝

もともとのピックガードは外周が磨いてあったので、トリマー上がりだと違和感があります。

トリマーも加工あと

きれいに仕上げ直しましょう。

ピックガードのエッジ磨き1

磨き上がったところがこちら。

ピックガードのエッジ磨き2

アルミシートでピックガードのシールディングを施します。

ピックガードのシールディング

まずは貼り付けて

アルミシートを貼る

はみ出たところをカットします。

アルミシートをカット

今回ついでにジャックの交換もして欲しいということでしたのでこのタイミングで取り替えてしまいましょう。 木製ピンチと端材で作ったヘルパーがとても便利です。

ジャック交換

配線をもとの状態に戻したところです。 あと少し!

アッセンブリー

 

 


ブリッジを切り欠き加工します【ヒップショット製ベンダー取り付け-2】

弦が通る部分を今まで貫通穴にしていたのですが、弦の摩擦が大きくてベンダーの動きが良くないので切り欠きに変更します。

まずは目立てで位置をしっかり決めましょう。

ブリッジ削り加工

.105インチのナットファイルで攻めましょうか。

加工中

今回は長めにお預かりしてしまったのでフレットが曇ってきてしまいました。お返しする前に磨いておきましょう。

弦を張る前にフレットクリーニング

弦を張ってみたとことです。弦がブリッジプレートと干渉することがなくなりました。

弦を張りました

最終調整をしたらお返しすることにしましょう。