ひば油

防虫防かび作用があると聞いて買ってみた「ひば油」ですがこれでオイルナット作ったらどうなるのでしょうね。

ヒバ油

檜のような良い香りのオイルなので短期間で揮発するのでしょうか?


弦を張っていきます【テレのアース不良修理-4】

このブリッジは部品が多く、2本セットのネジのうち片方を調整すると片方が浮いてしまったり難しいですね。 どこかが共振してミョーンとなるのですが原因がわかりません。

稼働箇所に低粘度のネジロックをさして動作をかためにしてみます。 サドルと弦があたる部分の形状が原因だった場合は削るかもしれません。

ブリッジの調整

とりあえず弦を張ってみました。

弦を張ってみた

ナットの1弦溝が減っているので応急処置をしておきましょうか。 ここがシタールのように鳴っていてはブリッジ側の原因が分からないので。 次回、共振の原因を探します。


配線を再構築【テレのアース不良修理-3】

部品に付いていた線を外して、ハンダをきれいに吸い取りました。

ここから、コントロールパネルに載っている部品の結線から完成させます。

コントロールアッセンブリの製作

こんな感じになりました。 黒いオイルコンデンサは160pFでトーンポットの2・3番端子を迂回するという少し珍しい方法でボリュームのハイパスになっています。 この方法は覚えておきましょう。 引き出しが増えました。

緑のコンデンサは足の長さが微妙でボリュームとの距離が近かったのでチューブで絶縁してあります。

アッセンブリの完成

ジャックにロックワッシャーを付けようとしたら手が届かなくてすごく難しく、シリコンチューブの出番となりました。

ジャックの取り付け

ピックアップの配線、ジャックの配線、グラウンドの配線が終わったところがこちら。

ピックアップの配線

シリーズ&パラレルをトーンポットのプッシュ・プルで切り替える複雑な配線ですが、しっかり動作しております。

配線の完成

次は弦を張ります。

 

配線をきれいに引き直したいギターをお持ちに方はぜひこちらのメールフォームからご連絡下さい。


お出かけ

お客さまに楽器をお返しするついでに出かけてきました。 王子駅前の歩道橋から。 ものすごく天気が良かったですね。

王子駅前

その後、十条駅近くになるプラモ屋さんに行ってきました。

十条のプラモ屋さん

ノブのレリック加工に使いたかった塗料を買ってきました。

レリック用に買った塗料

混ぜて緑青を作ってみました。


配線のオーバーホール【テレのアース不良修理-2】

配線が長く余った状態で複雑に取り回されています。 外来ノイズの侵入経路にもなりますし、故障時にトラブル箇所が分かりづらいので、今回全体的に修正することにします。

もとの配線

かなり長さを余らせた配線にもかかわらず継ぎ足してありますね。 シンプルな構造の方がトラブルが減りますのでこういうところも直します。

配線が継ぎ足されている

配線がどうなっているかをメモして、とりあえず分解していきましょう。

とりあえず分解

スイッチ周りの配線ですがショートしそうなほど混み合っていますね。 ここももう少しスッキリさせましょう。

スイッチ部

ネック側ピックアップです。 カバーから出ているグラウンド線が細くてよれています。 交換します。

ネック側ピックアップ

ブリッジピックアップはこんな感じ。 ネック側にあわせてよりあわせましょうか。

ブリッジ側ピックアップ

この状態まで整えました。

配線をまとめる

外れていた弦アースはこんな感じにしました。 ブリッジ側ピックアップ・キャビティにラグを打ってグラウンドにつないであります。 これならどんなブリッジの取り付け方をしても外れてしまうことはなさそうです。

グラウンド配線

ジャックの配線もハンダ箇所が少し心配だったので新しい線に交換しました。

ジャックの配線