取説を読み込んで分かったこと。 マウントボルトの頭が低かったのです。 スプリングがボディに干渉していたのはこのせいです。 15~20ミリの高さまで出します。
これでスプリングはボディに干渉しなくなりましたが、弦高を低くしようとするとスプリングバーがボディにあたってしまします。 むしろこちらを掘削する必要がありそうです。
既にあたったところにあとが付いていますね。 ここを削っていきましょう。
深さ1.5ミリくらいの小さな溝ですのでドレメルのルータースタンドが活躍しました。
溝が掘れたところ。
せっかく弦を外したのでフレットクリーニングもしておきました。
弦高を下げました。 バーがボディに落とし込まれています。 これでスムーズにフロイドローズトレモロが動くようになりました。
トレモロの調子は良さそうです。 オクターブ調整をやり直したいのでもう少し調整を続けます。
レスポール用のフロイドローズトレモロはとても良くできた機構ですが、構造が複雑で取説の文量も多いので取り付けに行き詰まったらこちらのメールフォームからご連絡下さい。