生地上がりのボディ&ネック【フレットレスJBの組み込み-1】

フレットレスのJBを組みます。 サンバーストのレリック加工になります。

ヤマ楽器さんにお願いしていたボディネックの生地上がりが今週上がってきました。 ヤマさんはいつも通り安定したクオリティです。

フレットレスJBボディ&ネック

ノイズ対策用の導電塗料を塗っていきます。

導電塗料の塗布

頑張って作りましょう。


配線の修正【カスタムショップストラトのリフレット-4】

たまにピックアップの出力が下がることがあるということなのでチェックしておきます。

キレイにまとまった配線で特に問題があるようには見えません。

配線のチェック

ピックアップのコイルワイヤの両端で、ハンダとの接触不良がでることがあります。 症状がでないのでハッキリしないのですが、おそらくこれが原因と思われるので、すべてのアイレットに半田ごてをあててハンダを溶かし直していきます。

ハンダをあてなおす

ジャックもチェックしました。 コール側の配線にしっかりハンダが染みこんでいなかったので、ハンダ付けし直しました。 でもおそらくここが原因ではないと思います。

ジャックの配線のチェック

1・2弦のナットとリテーナーの間に振動が逃げている件ですが、プレス式のリテーナーの形状に問題があるように思います。

在庫していたフェンダー純正のリテーナー(手前)より背が高いです。 3弦よりも角度がつかなくなっているので、ナット溝の角度に制限があります。

リテーナーの形状

リテーナーを変えるかスペーサーとネジを交換するか考えます。

 


アクリル板治具とピックガードの加工【アギュラーピックアップに交換する-3】

アクリル板治具をトリマーで加工しました。 これをテンプレートにいろいろ加工していきます。

アクリル板のトリマー加工

ピックアップを通してみます。 なかなか良さそうです。 キャビティに導電塗料を塗ることも考えて少し余裕を持たせてあります。

確認

ピックガードを加工していきます。 大まかに引いた線の内側を糸のこ盤で切ってからトリマー加工です。

ピックガードの加工準備

トリマー加工上がりのピックガードです。

ピックガードの加工後

次はボディ加工ですね。

ボディ加工準備

同じ治具をルーターの2ミリ差治具として使って広げて、最後はトリマーのベアリングビットで1対1治具として使って仕上げましょう。

 


フレット交換とナット交換【カスタムショップストラトのリフレット-3】

指板研磨が終わったのでフレットを打っていきます。 指板が薄いので、フレットのタングの長さギリギリまで溝を作ります。 フレットを指板のRピッタリに合わせて曲げていきます。 フレットの作業はこういう地味な準備に何時間もかけることで勝負が決まります。

フレットを曲げる加工

フレットの圧入です。 実はこの作業はあっという間に終わります。 皆さんが考える「フレットを打つ」大変さと実際の大変さはちょっと違うかもしれません。 下準備がとても大切だと考えています。

フレットの圧入

フレットのすり合わせ作業をしているところです。

フレットのすり合わせ

フレットの仕上げが終わってピカピカになりました。

フレットの仕上げとナットの取り付け

粗加工のナットを取り付けました。 あとブッシュが浮いていたのを接着固定しました。