サンバーストが気に入らなくて塗装をはがしたというベースをお預かりしました。
分解する前に配線の写真を撮っておきましょう。 赤がホットですね。
そのままステインを塗ってみましたけれど白く残ります。 サンバーストは彫刻刀のようなものではがされているのですが、下地が残っていますね。
下地がラッカーで助かりました。 溶剤で溶かして拭き取ります。
再びステインを入れてみます。
これでどういう乾き方をするか調べます。 お金をかけない方法で何か塗って欲しいというリクエストですが、これはこれで意外と渋いベースになるのでは（笑）
塗装がはがれたところが汚れてくるのを再現するために先に生地を茶色に着色します。
この上に下地を塗っていきます。
外が雷と雹で大騒ぎなので、大きな音のする作業をすませましょう（笑）
普段だったらフォスナービットで静かに粗加工できるのですが、今回はドリルビットが刺さるべきところにJBのキャビティがあるのでルーターで掘ります。
外周に2ミリ掘り残しができるので、トリマーのベアリングビットでアクリル板治具と同じ形に仕上げます。 ルーター用に2ミリ差治具を作っても良いのですが、ビットの系が違うのでこの方が角が丸くなりませんね。
あまり使わないだろうと思われるアギュラーピックアップ用の治具なので1枚でボディ用途ピックガード用をすませるためにこうしました。
で、ピックアップが収まったところ。
ネジ穴のところにくぼみがありますね。 そこを少し埋めないとけないかもしれません。