フレットの交換【カスタムショップOWHストラトのネック修理-2】

ヒーター修正後のネックの変化をみて、これでフレットの交換をしようと思えるところまできたのでフレットを抜いていきます。

フレットを抜いていく

少し写真が抜けました。 フレットを抜いて指板の研磨をして、フレット溝の深さを新しいフレットに合わせて、フレット溝の幅をせまくしました。

フレット溝を埋める

指板を再び研磨しました。 と言っても指板材の研磨はすんでいるのでローズはほとんど削りません。

指板の研磨

フレット溝を調整します。 必要なせまさにしています。 ノコを変えてハイポジションの方を1/30ミリくらいせまくしました。

フレット溝の幅を調整

フレットを指板のRに合わせて曲げていきます。

フレットを曲げる

フレットを圧入していきます。

フレットを圧入

圧入が終わったところ。

フレットを打ち終わった

ネックの反り具合はいい感じになっています。 これは上手くいったのではないでしょうか。 次はフレットのすり合わせですね。

 


初めてのご依頼内容☆【Sonic HSBのネック交換-1】

私が以前働いていたLumtricで製作しているSonicというブランドのベースです。 これはHSBというオリジナルシェイプのモデルで、「ハイパーソニックベース」の略称です。

最近フレットレスを試したいという理由でネックを交換してもらったらしいです。 音はすごく気に入ったそうなのですが出番が少ないのでもう一度元のネックに戻して、さらにナットを新しくします。

Sonicベース HSB 

こちらが元のネック。このネックがつきます。

元のネック

で、ナットは外されていてついていないのですが、新しいナットは1~5弦の並びを反対にします。

つまり右利きのベースなのに弦の並びを左利きと同じにして欲しいというのです! これは新しい! ツインベースのバンドなので、このベースはハイCを張っているのですが、高音弦をよく弾くのでそれを手前に持ってきたいというご要望です。

ナットを加工する

海外のミュージシャンでそういう弦の並びで弾く凄腕の左利きベーシストがいたりしますが、右利きのプレーヤーがそれを目指すという。 とんでもないことを考えるものですね。


ハイ起きの修正【moon5弦JBのリフィニッシュ-5】

ヒーターでハイポジションを修正しました。 弦の張力に負けてハイポジションが順反りになっていたのを直したのですが、それだけでは弦を張ると元に戻りがちです。

ですので、独自の方法でさらい補正します。 ハイポジションのフレットを一度抜いてフレット溝を適度に狭めます。 そうすることでフレットが指板を押し広げる力でネックを指板側から支えることができます。

フレットを抜きました。

フレット抜いたところ

 

フレット溝を狭く埋め直したところです。

フレット溝を埋める

研磨がすんだところ。 溝がキレイになりましたね。

フレット溝が狭め補修された

フレットを指板のRに合わせて曲げていきます。 この作業が甘いと、フレットにバネのような力が蓄えられたままになるので、のちのちフレットが浮いてくる原因になりがちです。

フレットを曲げていく

こんなふうに光がもれないようにじっくり曲げ直していきます。

実はこの写真をひとりで撮るのが大変でして・・・(笑)