これはクラフト科の先輩が注文してくれた50年代ストラト風のピックアップです。
カバーを軽くレリックしておいて欲しいということです。
こんな感じになりました。
コイルにカバーを取り付けます。 見事にランダムに巻けましたね。
できあがったのがこちら。
いい感じにできあがりました。
ライブ中に急に音が出なくなったというテイラーです。 ちなみにアース線が切れています。
3カ所に振動センサーが付いていて、楽器の音を信号に変換しているので、音が出なくなるとすると、プリアンプを通ったあとの線がオープンになるか(この場合はノイズが出そう)、電源の断線か(この場合はバリバリいいそう)、ホットとアースのショート(ボリューム0)が考えられます。
ジャックのハンダ付け端子がむき出しになっているので、この切れたアース線の先がホットに接触した可能性が高いですね。 すっと音が消えるはずです。
弦アース線と、ジャックのスリーブ端子の間にヒューズが入っていて、感電しそうになると回路が切り離されるようになっています。 海外は電圧が高かったりするので、こういうことがウリになったりするのでしょうね。
調べてみたらテイラーはこの件について特許だか実用新案だかの届けを出していますね。 詳しく読まなかったので知財として認められているのかまでは知りません。 興味のあるかたが調べてみて下さい。