いろいろ考えてみた結果、削って成形する前にあともう3枚貼ることにしました。
削る段階で1枚分薄くして、そこに最後にもう1枚貼って仕上げるという作戦です。 そんなことができるのかはまだ分かりませんが。
ネックが頑丈になった感じはすでにありますね。
ピックアップの配線はこんな感じにしました。 位相はアナログテスターで左に振れるようにそろえました。
これをSonicのTJ-202につないでいきましょう。 ジャックはステレオジャックに交換してあります。 これはプリアンプの電源オンオフをプラグの抜き差しで行うためです。
フロントはホットとコールドとアースの3極。 リアはコールドとアース共通でホットと合わせて2極。
バッテリーのプラスとマイナス、プリアンプのバイパススイッチに向かうインとアウト、導電塗料のアース線などをまとめていきます。
バッテリー部分はこんな感じになっています。
配線ができあがりました。
弦を張ります。 ネックのコンディションはとても良いのですが、ネック材自体は柔らかい印象です。 トラスロッドがとにかく良い位置にしっかり効くネックですね。 しかし柾目のスクワイヤってにやにやしてしまいますね。
チタンサドルに弦溝がないので、強く弾くと1弦のネック側が干渉してビャンビャンいいます。
この辺りを当日どうするか決めてお返ししましょう。 あと、ノブが付いていないので、それを付けたら完成です。
ワイヤレスヘッドホンの片側がぷらんぷらんになってしまったので修理しました。 UVライトで固まる液体プラスティックのBONDICを買ってみました。 これ気になっていたんですよね。
耳当ての部分が回転するようになっているのですが、その機構が壊れたようです。ヘッドバンドから伸びた筒が耳当て側の内部で広がっていて、耳当て側がそこに金具で固定されているのですが、その「筒が広がっている部分」が丸ごともげました。
接着を試みましたが、紫外線が奥に届かないのかくっつかないのであきらめかけました。 ですが、接着剤としてではなく樹脂の盛りつけとしても使えるようなのでBONDICで筒が広がった部分を新しく作りました。
新しく造形した筒の中を配線が通っているので一緒に固まってしまう問題がありました。
作業のため引っ張り出した配線をヘッドバンドに戻せないので、耳当て側で外に逃がすための溝を作って対処しました。
壊れてすぐは新しいヘッドホンを購入することも検討していたのですが、他の部分が壊れていないのに捨てるのはもったいないので、もうちょっと使えると良いなあと思っています。
配線が自由に動けるようにしておかないと、接着されてしまったところで断線するでしょうね。 また修正しましょう。