かかりつけの内科で鳩時計が鳴いた話

月に一度の内科に行ってきました。 近所の病院が閉院になってしまったので、先月から違う病院に通っています。

で、待合室で鳩時計のオルゴール基板について悩んでいたら頭の上から「ぽっぽ~」と、聞き慣れた鳩の鳴き声がするではないですか。

「おいおいウソだろ!?」が出た瞬間です↓

通っている内科に鳩時計があった

診察室で主治医の先生にお願いしたところ、こころよく時計の中身を見せていただけることになりました。 脚立に登ってまで降ろしてくれたスタッフさん有り難うございます。

中身を見せてもらった

オルゴール基板と時計本体の基板の接続は予想していた通りです。

ここの配線は合っていた

1階のオルゴール機構は同じのようですね。 埃がたまっていて掃除してあげたいです。 どうも裏蓋がないみたいなので作りたいですね。

この部分の構造は同じ

2階のオルゴールがないので基板は半分しか使われていません。

オルゴールのギミックは半分になっている

トランジスタ2種、電解コンデンサ2種、抵抗2種、ダイオード1本で1セットのように見えますね。

①オルゴール基板上の全ての部品を新品に取り替える。

②下からハンダごてを入れて本来の位置に配線する。

③駆動部分にシリコンスプレーを注す。

この辺りで直せそうな気がします。


オルゴール部分を動かしたい

お客さんと電話で話したら、メーカー修理の報告書に振り子のロックを解除する方法が記載されていることが分かりました。

ロックが外れる

ちゃんと鳩は出ます。

鳩は出ることが分かった

メイン基板が修理されているならサブ基板を見ていきましょう。 1本ずつ配線を外してみるしかないと思います。

配線を外してみる

どうも左の2本の線↓がショートしています。 電源のマイナス端子と何かしらのコントロール端子につながっています。 そのコントロール端子がプラスとショートしているので結果的に電源がショートするのですが、この部品はショートしていいものものなのかどうなのか? 基板の他の部品の不調なのか?

ショートしている2カ所を見つけた

掃除してみます。

掃除してみる

動かすとショートしたりしなかったりしますね。 一周回ったら止まるとかそういう機構でしょうか? ここは壊れていないのではないでしょうか。

ここでショートしたりしなかったりする

ついでにあちこちホコリを掃除しましょう。 メーカーも掃除してくれたようなので細かいところを筆ではたきました。

バルコニーの清掃

基板が何をしているのか解析した方が良さそうです。 メイン基板とサブ基板をつなぐ配線も、振り子が動いたのでハンダごてをしたから入れて本来の位置につなぎたいですね。

指でモーターを回していたら2階のオルゴール群が動いて、自動的に1階のオルゴール群が連動して動いたので、サブ基板から最初のきっかけが来たら動きそうです。

動かしているうちにコントロール出力とプラス電位のショートが解消されたのですが、それがなぜなのか分からないのは怖いので、原因を調べます。 オルゴールをコントロールしているサブ基板だけ部品を全取っ替えするかもしれません。