ヒールの型取り【MJTストラトボディの組み込み-4】

ネックがボディにはまりません。 手加工で拡げても良いのですが、全体的に拡げる必要があるのでトリマー加工しましょう。

ネックのセンターをチェック

ボディのセンターとブリッジの取り付け位置は正しいようです。

センターの確認

キャビティから導いたセンターラインを引きました。

ヒールの型を取ります。

型取り

これを元にテンプレートを起こします。

型取り


お返ししました【CARのJBのヒーター修正-8】

お返しする前に最終チェックしてもらいました。 特に問題ないとのことです。

ベースをお返しした

ついでに私が巻いたピックアップの試奏をお願いしました。 鈴鳴り感が特徴的なピックアップです。

ピックアップを試奏してもらう

ボリュームに取り付けたトレブルブリード回路と、1弦の音量がギリギリ下がらない程度に容量調整したトーン回路を組み合わせたシステムなのですが、なんというかとてつもなく美しい音がするのです。 ボリュームとトーン7の状態でアンプの音量を決めると、手元でとても幅広い音色をコントロールできます。

ピックアップを試奏してもらう

自分の感覚だけでは確信が持てなかったので、いろいろな人に弾いてもらっているのですが、いつもお褒め頂けています。 ご自身のストラトにもぜひ登載したいとまで言って頂けました。 これはぜひ商品化しましょう。


ピックアップクッションの交換【CARのJBのヒーター修正-7】

ピックアップを外します。 へたったクッションの上にクッションを追加してあるようです。 もう少し高さが欲しいので上の部分だけ交換します。

ピックアップを外す

ピックアップのコールドがなぜかピックアップキャビティに打たれたラグに固定されています。

おそらく導電塗料が塗られたボディに対して行う作業を、工場作業マニュアルの都合でこのボディにも施工したのでしょう。 むしろ配線が断線しそうなので普通の配線にします。

ボディに取り付けられている

配線をボリュームポットに直結しました。

直結した

ピックアップクッションを追加します。

クッションを追加

ブッシュが浮いているので押し込んで接着固定し直します。 浮いていたのは2弦だけですが一応全部のブッシュに施工しておきました。

ブッシュの固定

ペグを軽く掃除して力がかかるところにグリスを注しておきます。

ペグの清掃

フレットを清掃して・・・

フレットのクリーニング

弦を張り直して・・・

弦を貼った

ピックアップの高さを調整します。 主にリアを上げました。 ピックアップの高さ調整は音色に対する寄与度も高いので、クッションの追加は費用対効果が高いです。

ピックアップの高さ調整

これで完成です。

完成


調整作業とペグ清掃【Deceiverの調整-2】

トラスロッドナットを外しました。 以前にグリスアップされているようです。

トラスロッドの力でなんとかネックを真っ直ぐにできますが、もう余裕がありません。 フレットも減ってきているのですり合わせするタイミングでヒーター修正した方が良いですね。

ロッドナット

ネックの順反りを直したことで弦高が下がったので、サドルをあるべき位置まで上げることができました。

弦高調整

ペグの汚れが気になっているそうです。

ペグ掃除

掃除していきましょう。

ペグ掃除

手前の2個がまだ掃除していない物です↓

ペグ掃除

ジャックが曇っているので掃除しておきましょう。

ジャックを掃除した

これで一応問題ないと思います。 もしすり合わせやヒーターもまとめてやった方が良ければ追加で作業しましょう。

ペグ掃除