部品を戻していく【SELDER ベースの改造-2】

Selderのベースです。 ボディがくりぬかれたり、リフィニッシュされたりしています。

セルダーのベース

今回、このベースにノードストランドのスティングレイタイプのピックアップを載せて・・・

交換するピックアップ

初期型スティングレイを元にして作った2バンドプリアンプを18ボルト仕様で登載します。 どんなうるさいベースになるのでしょうか。

追加する基板

もともとミラー柄だったピックガードは、カーボン風のシートが貼られています。

ピックガード

ネックも同じ色になっています。

ヘッド

PBのピックアップは今回は取り付けないので、ピックアップカバーの下に9ボルトの乾電池を2個入れることになっています。 ピックアップカバーがまるで電池カバーみたいにピッタリ収まるので、一度試しにやってみようということになりました。

ピックアップキャビティ

シートで穴が埋まっているのでドリルで突いておきます。

穴をあける

ネジ穴はそのまま使います。 ちょっと緩いところがあるので補強だけしておいても良いかもしれませんね。

ピックガードを戻す

ペグは清掃してグリスを注しておきます。

ペグの清掃

塗装を面取りします。

ポスト穴の面取り

ブッシュを押し込んで固定しました。

ブッシュを戻す

ネジ穴も面取りしてから取り付けます。

ネジ穴の面取り

リテーナーのネジは短く感じたので、ネジ穴を深くしてネジを長いものに交換しておきました。

リテーナーを戻した

ジョイントのネジ穴。

ネジ穴の面取り

ネック側のジョイントのネジ穴も面取りしてあります。

ネジ穴の面取り

ピックアップカバーのネジ穴は1カ所ずれすぎているので埋め直そうと思います。

このネジ穴は埋める

ブリッジのネジ穴が埋まっているので(もともと金属のオモリが入っていたみたいです。)位置を出し直してネジ穴をあけて取り付けます。

ブリッジの位置出し

ピックアップのキャビティを掘るためにテンプレートを作ります。

ピックアップキャビティのテンプレート作り


仕上げ【Photogenicストラトタイプの改造-2】

ピックガードのねじ穴を埋めたたので新しいネジ穴をあけていきます。 まずは位置決めして・・・

ピックガードの位置出し

ネジ穴をあけました。

ネジ穴をあけた

ボディ側の配線をつないでいきます。 今回、トーン以外の配線はそのままなのでごちゃっとしています。

ボディ側と接続

ポケットの形を合わせます。

ポケットを合わせる

ストラップピンも新しいネジ穴をあけました。

ストラップピンのネジ穴をあけた

ストラップピンを付けたところがこちら。

ストラップピンを付けたところ

ブッシュナットの内側にグリスを塗っておきました。

ブッシュナットを清掃&グリスアップ

フレットをクリーニングしました。

フレットのクリーニング

リテーナーを追加するのでネジ穴をあけました。

リテーナーの追加

ナット溝が黒ずんでいるので掃除してグリスを塗っておきました。 元の弦はコキコキ引っかかっていましたが、ゲージを.009に下げたのもあってスムースに動いています。

ナットの清掃とグリスアップ

弦のゲージを変えたので、ネック調整と弦高調整のついでに、オクターブチューニングをやり直しておきます。

オクターブチューニングの位置出し

こんな感じに並びました。

サドルの調整

マグネットが強いのか、オクターブチューニングが合わないのでピックアップを下げました。 初心者ギターにしては渋いセッティングになりました。 リアはトーンを使えることを考慮して少しだけうるさめのバランスにしておきました。

磁力が強いのでピックアップを下げた

指板のコンディションの問題で1弦の弦高を下げきることができませんでしたが、ちゃんとセッティングするとフォトジェニックも良い音がしますね。

完成


配線作業【Photogenicストラトタイプの改造-1】

以前にもお預かりしたことがあるフォトジェニックです。 お知り合いにプレゼントすることになったらしく、元のピックガードに戻したり、いろいろ手を入れます。

フォトジェニックのストラト

リアトーンが効くようにしたいということなのでスイッチ周りの配線をカスタムします。

トーンを改造する

ストラップピンは大きいタイプに交換します。 ネジの太さが違うので一度埋めてあけ直します。

ストラップピンの交換

3弦のヘッド側が共鳴するのでリテーナーを追加して欲しいそうです。

3弦ヘッド側が共鳴している

弦は安い弦です。 弦交換の練習用を兼ねて、余った2セットもギターと一緒に渡すそうです。 初心者セットですね。

交換する弦

オクターブチューニングももう一度見ておきましょう。 真っ直ぐ並び過ぎているような気もします。

オクターブチューニング

トレモロが微妙に浮いていて、スプリングを調整しても直らないので6本のネジのどれかが干渉してフルスイングしていないのではないでしょうか。

トレモロがフルスイングしていない?

1弦側のネジが当たっていたようです。 パコンパコンとフルスイングしている音がします。

トレモロの調整

ここにネジ穴がないので、このピックガードは元から付いていた物ではないかも知れませんね。

ネジ穴がない

スイッチ周りの配線をします。フロントとセンターに効くトーンと、リアのみに効くトーンになります。

トーン回路の改造

音出しチェックしました。 無事に動作しています。

音出しチェック


停電

たけたけsoundsの録音をしてから焼肉に行ってたのですが、東十条駅の北西側~環七あたりが停電していました。

停電

何があったのでしょうか。