ネック調整【Tak matsumotoモデルのフレット浮き修正-2】

トラスロッドナットを清掃してグリスを塗りました。 順反りを直します。

ロッドナットの清掃

ブリッジを上げることができました。 エスカッションとの隙間も少し増えました。

隙間ができた

全体的に順反りが強く、特にハイポジションに順反りが残ります。 ハイポジションのフレットが多く削られているのもそのせいです。

順反り

今回は納期が短いので最終フレットを接着して終わりますが、フレット交換の時期が来たらヒーター修正を含めてネックをしっかり直す必要があります。 仕込み角が足りないギターみたいな位置にABR-1が下がっています。


チタンサドルなどの取り付け【スペシャル(20240921お預かり-1)の部品交換-4】

チタンサドルを取り付けていきます。

チタンサドルに交換する

穴をあちこち削る必要がありました。

削る

これでPR-02が付きました。

サドルを取り付けた

ストラップピンのネジ穴をあけました。 ロックピンに交換します。

エンドピンの加工

ジャックプレートの取り付けに進みます。

ジャックプレートのネジ穴

こんな感じ↓

ジャックプレートを取り付けた

スタッドが5mmほど入りません。

スタッドが入らない

ネジピッチが合っていないパターンだと思われるのでスタッドのネジ山を5mmほど削ります。


配線などの穴あけ【SELDER ベースの改造-7】

ポットの通る穴をあけました。 塗装の密着が悪くてチップしました。 ワッシャーで隠せると思います。

塗料が剥離する

材が柔らかすぎて裏側が剥がれました。 先に穴をあけておけばこれは防げると思うのですが、逆にルーターで作業中に表側に貫通するようなチップが発生したら怖いのでこの順番にしたのですが・・・。

材が柔らかすぎる

タイトボンドで一度くっつけておきます。

接着し直した

ピックアップキャビティから配線が通る穴と、弦アースの穴をあけました。

穴をあけた

このボディ、材木が柔らかいので弦の張力をかけても大丈夫なのか心配になります。 持ち主のご家族が肉抜きと塗装をされたというボディです。

ボディ全体

ミニ四駆だったらものすごく速そうです。


チェック【Tak matsumotoモデルのフレット浮き修正-1】

以前、配線の修理などをしたことがあるギターです。

Tak matsumoto

最終フレットが浮いているのでメンテナンスして欲しいとのこと。

フレットが浮いている

ストラップピンが緩んでいます。 ここもお手入れしましょう。

ストラップピンが緩んでいる

ABR-1の1弦側ディッシュがボディ面まで下がっています。

ディッシュがボディまで下がっている

エスカッションギリギリまで弦が下がっています。

エスカッションと弦が近い

ネックの調整から始めます。 ロッドナットが塗料まみれなので掃除しましょう。

ロッドナット部