弦を張った【ヤマハAttitudeのリフィニッシュ-18】

ナットの形を整えます。

弦溝を作って弦を張っていきます。

元から貼ってあった弦で試していましたが、ペグを交換したことでポストへの巻きつけがコントロールできないのでやっぱりダダリオに張り替えて作業します。

ナットを磨いてグリスを足しておきました。

これで完成です。


1弦解放は良くなった【1弦開放の音がこもりがちなスペシャルの原因調べ-3】

1弦解放は弦溝が深くなって1フレットと近くなっていることが原因だったようで、応急処置でかさ上げしたら良くなりました。 オーナー様としてもOKだそうです。

ナット

逆に今度は3弦の開放がシャラーンとした倍音が少ないことが気になりだしたそうです。 ストラトやテレキャスターでよく見ますが3弦解放にきらめき感がないギターってよくありますよね。

弦をサドルやナットの溝から持ち上げても、チューニングをレギュラーにしてもヘッドにオモリを付けても変わらないのでフレットのすり合わせやナット交換のときに良くなることがあるかもしれませんが、特に解決する方法は今のところ見つかりませんでした。

3弦ってベースもギターも鬼門ですよね。フェンダー型のベースの場合、ナット上で角度がつきにくくて、巻き回数が少ないとヘッド側へ振動が逃げがちです。

ギターの場合、一番太いプレーン弦なわけですが、仕様としてギリギリなのかも知れませんね。 サドルやナット上で角度が付きすぎるとその太さ故に曲がりきれなくて3弦だけ弦高が上がるというアンバランスも起きやすいです。