ナットの弦溝を調整します。 1弦側を.046から.050に拡げました。 弦溝の幅はこれで全て合います。 ただ、弦の材質がニッケルワウンドからナイロンテープワウンドになったことで、ナット上で弦が小さく曲がることができるようになったために、もともとちょうど良かった3弦の溝の高さが足りなくなりました。
接着材に炭酸カルシウムの粉末を混ぜて溝を上げ底して、深さを調整し直しました。 強度も充分ありますしナイロン弦を使うならこれで支障は出ないと思います。
ナイロン弦は電気を通さないので人体アースが取れません。 ピックアップつり下げネジをアース電位につながないと人体のノイズを拾ってピックアップコイルに届ける入り口になるので、ゴムチューブをスプリングに交換します。 スプリングを潰して内径を狭めることでネジに必ず接触するようにしました。
取り付けました。 ピックガード裏のアルミシートからアース電位につながります。
導通も確認できました↓
これで完璧だと思って組み直したのですが、ここで大変なことに気が付きました。 このスプリットピックアップはコイルがスプリットされているだけでノイズをハムキャンセルしていません。 何のためのスプリットコイルなんでしょう。
こっちはN極↓
こっちもN極↓
どちらのコイルも、鉄製のものを近づけたときにアナログテスターの針が右に触れます。 同じ巻き方向、同じ磁極で同じ位相出力ということでしょう。 これではコイルを分割してもノイズは消えません。
ネット上のフォーラムでも「ハムを拾う」とか「キャンセルしない仕様なのかもしれない」という意見があります。 こういう仕様なのでしょうか?
もしピックアップを交換する予定があるなら交換した方が良いです。 その予定がないなら、このピックアップの片方の着磁及び、配線の入り口出口を逆にする改造をすればノイズが大幅に減ります。
こんなことあるんですね。 ビックリしました。










