配線作業をしていきます。 導電塗料をアース電位につなぐ配線を先に済ませてから、ポットを取り付けていきます。
全体の配線が出来上がりました。
脚が短く切られていたコンデンサも上手く延長して取り付けられました。
フジゲン製のJBタイプです。 全体的なメンテナンスやセットアップのためにお持ち頂きました。
ご自身で調整していて不安になってきたそうです。 youtubeなどにいろいろと情報がありますが、自分でやってみているうちに基準が分からなくなって迷子になるとおっしゃる方がけっこうたくさんいらっしゃいますね。
このベースの場合はトラスロッドがほとんど締め込まれていなかったので、適切にネックを真っ直ぐに調整してから、ブリッジの調整を行いました。
適正に弦高が下がりましたし、オクターブチューニングをしていくとサドルの位置も理想的な場所に収まりました。
日ごろからきれいにお手入れされているベースでしたから、フレットクリーニングしても見た目はあまり変わりませんでした。
ジャックが曇ってきていたので磨いておきました。
大きな問題がなくて良かったです。 これでまた調子が良いベースとして楽しく弾いて頂けると思います。
スペシャルをお持ち頂きました。 ネックのオーバーホールとしてジェスカー#55090とSonicのオイルドボーンナットOB-02に交換します。
古い本家バダスブリッジをお持ち頂きました。 チタンサドルに交換します。 オクターブ方向の位置を決めるネジを固定するロックナットの追加もします。
ネックの調整をしました。 ロッドナットに付着した塗装を掃除して、トルク調整剤を塗りました。
ネックを調整してもスタッドの下に大きな隙間ができてはくれません。 弦高が高くなりすぎないか、バダスに仮の弦を張って確かめようと思います。 フレットを#55090に交換すると、フレットの背の高さも弦高を下げることに関与するはずなのでバダスを使えると期待しましょう。
配線もオーバーホールします。 キャビティへの導電塗料の塗布と、裏蓋へのアルミシートの貼りつけも行います。 ポットはCTS製の新品に、ジャックはPURETONEのジャックに交換します。
コンデンサはSCUDのオイルコンデンサになります。 SonicのOC-223が候補にあがっていたのですが、オイルコンデンサは経年変化で容量や等価直流抵抗が大胆に増えることがあります。
同じヒグチ製のオイルコンデンサですが↓とくにマルコンブランド時代の473は1.5倍くらい容量が増えてしまっています。
こういう「育っていってしまう」性質も古いオイルコンデンサが楽器用途で好まれている理由のひとつだと思います。
精度で選別してあることが売りのOC-223は、いろいろ交換して試聴するときには大きな意義がありますが、最初からこれと決めて付けっぱなしにするつもりなら、同じヒグチ製の同等品オイルコンの中から選ぶ方がコスパが良いとも言えますね。