ジャズベースのボリュームを絞ってもシールドから混入する外来電磁ノイズはゼロにならない件

通常のボリュームの使い方ではピックアップのホット信号が3番端子から入って2番端子から出て行きます。

通常のボリューム配線

ジャズベースに限っては2番端子から入って3番端子から出て行きます。

これについて今回は詳しくは書きませんが、ふたつあるボリュームのどちらかを絞っても反対側の音が出続けるようにするための工夫なのです。 レスポールはその逆で、セレクタースイッチがセンターの状態で、どちらかのボリュームを絞りきると両方のピックアップの音が出なくなってしまいます。

ジャズベのボリューム配線

で、通常のボリュームを絞りきったところがこちら。 吹き出しで描いた雷マークはシールドから入ってくる外来ノイズです。 でもこのノイズはボリュームをゼロにしているときはアースとの間が0Ω(ショート)になっているのでノイズの音量もゼロになります。

ライブ中、曲間のMCでボリュームを絞っておけばアンプからのノイズはほぼ出ず、静かになります。

通常のボリュームを絞ったところ

しかしポットの2番と3番を逆に使う配線の場合、ボリュームを絞っても外来ノイズ信号とアースの間には例えば250kΩのポットを使っていたら250kΩそのまま残ることになります。

ボリュームを絞ってもシールドに入ってきたノイズはアンプで増幅されて鳴り続けることになります。

ジャズベ配線ボリュームを絞ったところ

実際のジャズベ配線ではトーンを含めて3個の250kΩポットが使われていますからアンプの1MΩを含めた4要素の並列合成値がノイズ信号を受け止める入力インピーダンスになると思われます。

実際のジャズベ配線のインピーダンス関係

回路図が読めない人もザックリと「ジャズベースはボリュームを絞ってもシールドケーブルに混入してくる外来電磁ノイズが消えない」とだけ覚えておいて下さい。

ジャズベースのボリュームを絞ってノイズを消したい場合は、良くある2ボリューム方式ではなく、バランサーポットとマスターボリュームにして、マスターの方を通常のボリュームポットの使い方にしておけばマスターを絞ることでノイズを消すことができます。 ただし、並列合成される要素が増えるので少し音が変わる(柔らかくなる方向に)ことが考えられます。

私の古巣のラムトリックカンパニーでsonicブランドから販売している「フルアップボリューム」の場合も考えてみました。 フルアップボリュームも絞るとノーマルポットと同じなので、ボリュームを絞ったときのジャズベース配線の外来ノイズレベルはノーマルポットと同じレベルであると思われます。


wakawakawebの名刺について

いつもお世話になっているウェブデザイナーさんのワカワカウェブ。 ワカワカさんは、私の高校時代からの大親友が奥さんに選んだ人です。 そのきめ細やかなサイト作りの姿勢や、ウェブについて最新の情報を日々更新しようとする向上心にはいつも頭が下がります。

彼女のお仕事のお手伝いをするときのために私の名刺を作ってもらってあります。 肩書きはオプティマイザー(最適化する人)です。 自分でこの肩書きを希望しました。

名刺には私が最適化しようとする4つの要素が書き込まれています。

wakawakawebの名刺

ビジネスとウェブサイト。ウェブサイトと消費者。サイト製作の発注者とウェブデザイナー。検索エンジンとウェブサイト。これらの間を上手に取り持つことでワカワカウェブのもつ誠意あるサイトデザイン創作活動の力を最大に引き出せるのではないかと思っています。

しばらくぶりにこの名刺をじっくりみました。 私の応援しているとある著名人がどうも胡散臭いweb屋さんに困り果てているのを見て、この基本を見返したくなりました。


古いBOSSエフェクターを今のACアダプターで使えるように電源改造

古いBOSSのエフェクターです。 この頃のBOSSは電源回路周りが今と違っています。 今のACアダプターを使おうとすると、動作はするけれどもLEDが光らないという問題が起きがちのようです。

CE-3

回路はこうなっています。 当時のACアダプターは無負荷時で10~15Vくらいの電位差をもっているらしいです。 仮に12Vとしましょう。

古いBOSSの電源回路図

エフェクター部は今のACアダプターや乾電池と同じ9Vくらいで動作しますが、保護回路としてダイオードと抵抗がシリーズに入っています。

保護ダイオードをシリーズに入れるとパラレルに比べてメリットがあります。それは極性が逆のACアダプターを間違ってつないだときに、エフェクター側を守るだけでなくアダプター側がオープンになって保護されます。

回路にパラレルに入れたダイオードの場合、回路は保護されますが、アダプター側はショートとなってトランスが燃え尽きてしまいます。

シリーズに入れるとダイオードの順方向電圧降下分エフェクターに供給される電圧が下がります。これがデメリットとも言えます。 古いBOSSもそれで、抵抗とダイオードによる電圧降下が原因で9VのACアダプターではLEDが点灯できないという問題があります。

で、今回はこの保護ダイオードを取り払って(ショートさせて)、今時の9VのACアダプターでも使えるようにします。

こちらはお客さまがされた改造作業です。ジャンパー線に導通がありません。

ジャンパ線の導通がない

銅箔テープを使って基板パターンを製作しました。 電源電流が多く流れるところなので、ハンダを盛って余裕を持って電流を流せるように心がけました。

しっかり導通させる

9Vをつないでチェックです。 無事に動いています。 LEDも点灯しています。

動作チェック

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