新しく購入した9.8ミリのドリルビットで広げました。 とてもいいフィット感に仕上がります。 やっぱり10ミリより気持ちいい穴があきますね。
ちなみに回転どめのピンの穴位置を決めるために、パッケージの厚紙の一部が切り取れるテンプレートになっています。
もっと安定して作業できるように木製の治具を使用しました。 Lumtric時代のアシスタント君製作です。
ペグを付けてみました。
良さそうですよ☆
ペグをスパーゼルに交換して欲しいということです。 以前働いていたLumtricでは確か10ミリのビットでペグ穴を広げていたように記憶しているのですが、ペグポストを測ってみると9.65ミリで、10ミリでは少し遊びが大きいような気がしてきてしまいました。
9.8ミリ径のドリルビットを追加しました。
なかなか9.8ミリという微妙な寸法は販売されていないので、ドリルビット専門の通販で広島から届きました(笑)
新しいビットは穴を広げる木工用途で使うとき、貫通したときに木が持ち上がる事故が起こりやすいので、あえて外周の刃先をつぶしています。
精度の良い取り付けのためにわざわざドリルを買い足しましたので、スパーゼルを取り付けたいという方はぜひこちらのメールフォームから御相談下さい☆
ポールピースとコイルワイヤがショートするのを防止するためにテープを巻きます。
ローミッドが欲しいということなので、今後さらにピックアップをシリーズ配線にしたりしないとも限らないので、シリーズ時に中間点がショートしないようにこういう一手間をかけておきます。
コイルを巻いているところです。 コイルワイヤーは手送りで右へ左へランダムに巻いていきます。 こういう作り方をすると完全機械巻きの量産ピックアップとは違うハンドメイドならではの味が出ます。
ワックスポッティングと着磁を終わらせて完成したピックアップです。
もとのコイルより少し太りました。 ターン数も増えたと思いますが、手送りしたコイル線はふんわり巻かれるので外形が大きくなります。 コイルの形状も電気的なコイル成分に影響しますので音にも変化が現れます。
楽器というのは人間と一緒で適度に遊びが必要なのでしょう☆
仲の良いお客さんからジャズベが送られてきました。 ピックアップを巻き直すことで高域を削ってミッドローを強くして欲しいということです。
このジョイント部に見覚えがあります。 2014年まで働いていたLumtricでチューンナップしたことがありますね。 この部分の木部がはがれていて接着しました。
フレットの端の仕上げを見れば誰が作業したか分かります(笑) 9年間働きましたが後半6年くらいは私がフレットワークを担当していました。
楽器を自分で改造して楽しむお客さまなので、10万円かけてチューンナップしたのにあちこちが変わっています。 ポットがハンダだらけになっていますね。
ピックアップを計測してみました。 ネック側、ブリッジ側ともに9kオームくらいです。 カバーの感じからしてセイモアダンカンでしょうか。
参考に送られてきたファットな音がするというフェンダーのピックアップが7kオームしかない’70s系倍音きらびやかなものだったので、それは一度忘れて9kオーム以上あるものを巻きます。
Birdcageオリジナル商品のハイブリッド・JBピックアップの’60s側のターン数を参考にします。実際の60年代ピックアップよりややターン数を増やして中低域を誇張してあります。
まずもとのコイルを切ります。
温めてワックスを除去しました。