ペグの取り付け【アックスベースの改造-7】

新しいネジ穴をあけてペグを取り付けます。

新しいネジ穴をあけた

と思ったらここ↓も怪しくなってきたので追加しました。

ここも追加

ブッシュナットの内側にグリスを薄く塗っておきました。 これでペグはOKです。

ペグが付いた

Cortのロゴを黒いテープやスプレーなどで隠しておくことになっていますが、BURNSのノブを着色する染めQがありますので、ここも同じものを使っても良さそうですね。


フレットレスにすることが決定【グレコのバイオリンベースの改造-5】

私のマイクロウッドベースを弾いてみて頂いた結果、フレットレスにしてヒールのブロックにピエゾを増設することになりました。

フレットレスにする

ピエゾはネック側のボリュームと常に並列に入れておいて、スタックの2ボリューム&マスタートーンになります。

スタックボリューム&トーン

今回自分でバイオリンベースを組んでみて分かったことですが、テールピースは溶接された所があったりして構造が複雑です。 厳密に左右対称とは言えず、試しに取り付けて弦を張ってからでないと本当にセンターに付いているのかいまひとつ分かりません。

弦を先に張ってみる

ゴールドのペグに交換して、仮の弦を張ってみてからエンドピンジャックの穴を拡張しましょう。

やっと方向性が見えてきました。 メッキ屋さんがこの分解できないテールピースを丸ごと金メッキするという野蛮をやってくれるかどうかが心配ですが苦笑

 


修理内容の整理【Burnyのレスポールジュニアタイプのチューンナップ-1】

バーニーのギターをお預かりしました。 ダブルカッタウェイのジュニアタイプ。

Burnyのレスポールジュニアタイプ

ふたコブのヘッドにはレスポールモデルの文字があります。 このあとフェル社とギブ社は訴訟にもつれ込んでいったのでしょう。

ロゴ

ピックガードを外すとこういう構造になっています。

ピックガードを外したところ

ネックを外してみました。 ここにも導電塗料を塗ることになっていますが、3カ所にラグを打ってアース電位につなぎます。

ネックを外す

ピックガードが縮んでいます。 ネジ穴がずれてしまっていますので埋め直します。

ガードが縮んでいる

ブリッジはモントルーのバダスタイプとミリスタッドを取り付けることになりそうです。 付くかどうか確認が必要です。

ブリッジ

コントロールキャビティも導電塗料を塗ります。 裏蓋はアルミシートでシールドします。 フルアップボリューム500kΩとフルアップトーン250kΩを取り付けます。 ネジが折れているところがあるのでネジ穴修理もします。

コントロールキャビティ

お客さまのコンデンサコレクションを見せて頂きました。 オイルコンは経年変化で容量が大幅に増えたり、フィルムコンに比べて等価直列抵抗や等価直列インダクタンスが多く、「部品として混じりけが多い分だけ楽器として自分だけのサウンドを得られる可能性が高いので、ファンが多いのでは?」という数年前の夏休みの自由研究結果で盛り上がりました。

コンデンサセット

今回はこの0.022μFを使います。

今回付けてみるコンデンサ

ジャックのネジも錆びていますね。 ここは金属製のプレートとPURETONEのジャックに交換します。

ジャック部

2ウェイロッドが入っています。 ほとんど締まっていませんがほぼ真っ直ぐのように見えます。 わりあい調子が良いネックかも知れません。

2ウェイロッドが入っている

フレットはかなり使い込まれているので今回、ジェスカーの#47095に交換します。 ナットもうちのオイルナットに交換になります。

フレット


フレットを抜いた【78年製テレキャスターのチューンナップ-4】

指板の直線性がどうなっているのか知りたいので、さっそくフレットを抜きました。 塗装を落としていきましょう。

フレットを抜いた

ネジの溝が二重に切られていたのを補修したネジ穴です。 無事に片側のネジ溝が埋まっています。

補修したネジ穴

ペグの分解写真が必要だとのことなので、ここに掲載しておきます。

ペグ

刻印は出っ張っています。

ペグ