指板のRや直線性がくずれているところがあるので、溝と一緒にその周りも補修しながら研磨していきましょう。
指板の大まかな形ができあがりました。 弦を張ってどうなるのかさらに詳しく調べましょう。
グレコのレスポールタイプです。 フレットを交換します。
ネックの状態を調べるためにトラスロッドを動かしたので、ついでに清掃してグリスを塗っておきましょう。
ピックアップを外しました。 エスカッションのネジが2カ所緩くなっています。 補修したいところです。
ピックアップはギブソンが付いています。
ペグを外してペグポストとブッシュの内部を清掃してグリスを薄く塗っておきます。
フレットを抜いていきましょう。
分解している途中に写真を撮りましたがブリッジが渋いですね。 レリックの参考になりそうです。
フレット溝の周りを補修するために低粘度の接着剤を塗るので、表面を掃除する程度に研磨しました。 指板のRは10インチくらいなのですが両端が丸まっている印象です。
13フレットが凹んでいます。
弦を張った状態でも確かめます。
おそらくですが1番↓のようにハイ起きが起こったのだと思いますが、指板のハイポジションをガッツリ削って見た目としては2番↓のように平らになっています。
その境目に凹みが残ったような感じになっています。 ここと指板の両端を何とかしましょう。
ファイバー紙1.0mmを買ってみました。 ハトメの外周とバッテリーボックス穴の内側を絶縁をするために1.0mm厚のファイバー紙で部品を作ってみようと思います。
外した古い部品はこんな感じになっています。 思いっきり押し込んだらファイバー紙が中で膨らむというようなパワー系な作りなのかもしれません。 それは手作業では無理そうです。
試作をたくさんゴミにして・・・
作りたかったものが出来ました。
はめて固定するとこんな感じ。 この穴をハトメが通ってきます。
反対側から見るとこういうことですね。
お預かりしたタマゴ型ラグの穴が大きすぎておそらくハトメが空振りします。
うちで1000個まとめて大人買いしたラグは穴の大きさが今回のハトメにぴったりです。 上のラグを使います。
YAMAHAのSGをお預かりしました。
ピックアップとエスカッションを交換します。 このエスカッションはスイッチが付いていてコイルの組み合わせをコントロールする機構が付いています。
今はハムバッカーのタップ機構が付いたアッセンブリーが付いています。 これについては、将来もし元の配線とピックアップに戻したくなった場合に備えて丸ごと生け捕りにします。
弦がどっちか分からないから測って欲しいのことですが、今は.009~.046のセットを張ってあるようです。
オクターブチューニングが一部フラット気味でした。 ピックアップの磁力に引っ張られているだけかも知れないので、ピックアップを交換して弦を交換したあとにもう一度チェックしておきたいと思います。
ピックアップを裏返してみました。 こっちの方で配線をはずした方がアッセンブリーの生け捕りには良さそうです。
赤がホット、緑がタップ線、それ以外がハムバッカーのベースプレートにつながっているアースです。
ノブを抜くために引っ張ったら、プッシュプッシュスイッチ機構が壊れてしまいました。 プッシュプッシュは壊れやすいですね。
プッシュプッシュスイッチポットは入手しにくくなっていますから、戻すときはプッシュプルになるかもしれません。
コントロールキャビティはトグルスイッチにつながっている部分だけになりました。
エスカッションのネジ間隔とネジの太さが新しいエスカッションに合わないので、一度埋めてしまいましょう。