フレットを仕上げる【Focus2000のフレットすり合わせ-6】

フレットをすり合わせたので丸め直していきます。

フレットを仕上げる

ピカピカに仕上がりました。

ピカピカになった

弦の張力でネックを6弦側に押しつけるために、この位置にファイバー紙のシムを入れました。

シムを入れた

6弦側に張った薄板を赤く塗りました。 明度が合わなかったのでグレーで調整しました。

薄板に着色


ご要望の整理【Stingray Sub seriesのナット交換-1】

スティングレイをお預かりしました。 ナットの材質が気になるということでオイル漬けの牛骨ナットに交換します。

Stingray

フレットの頂点はとても良い感じにそろっています。 ハイポジションが少し逆反り気味に作られていて、将来ハイ起きしてきても大丈夫そうです。

欲を言うと1・2弦の2・3フレット辺りがほんの少し出っ張っているので、開放弦がビリ付き多めです。 部分的にすり合わせしてフレットを磨けば、完璧になりそうです。

2~3フレットが少し出っ張っている

導電塗料がアース電位につながれていません。 抵抗値も高いので塗り足して配線しましょう。

導電塗料とフィルム剥がし

保護シートがあちこちに残っているそうなので、分解したついでに取り除きたいです。 シートが過保護だったおかげで塗装もきれいですね。


国産バージョンBurnsのピックアップを戻す配線

ピックアップを移植したので英国仕様のピックアップを国産仕様のピックガードに戻します。

以前のブログ記事からキャビティの形を調べました↓

キャビティの形を確認

配線します。

配線作業

配線が完了しました。

配線できた

これで完了です。

配線できた

ピックアップを移植した方の英国BURNSはリハスタで快調に鳴っているそうです。


取り付け【アコギにAnthemを取り付ける-4】

ピエゾピックアップを通す穴をあけました。

穴をあけた

ピエゾピックアップの取り回しが急角度にならないように、穴の角を少し落としておきます。

角を落とす

ロックナットの位置は、外したものに合わせておきます。

ナットの位置調整

ギターの内部には照明代わりにサイリウムライトを入れています。

照明代わりのサイリウムライト

元から付いていたフックを利用して固定していきます。

取り付け

ブリッジ付近↓

取り付け

プリセットマイクボリュームを調整しておきます。

マイクボリュームの調整

プレゼンスと関係があるので、上げすぎるとエアコンの風切り音を拾いがちになりますね。

作業は完了です。 弦高は1.9~2.6mmくらいになりました。 オーナー様に確認してもらいましょう。