この電源ICを使って
ダイオード2個、電解コンデンサ3個くらいの基板を作れば9ボルトを18ボルトに昇圧できるみたいです。
エキゾティック製のボルテージダブラやケンタウルスに入っているのも、おおよそこういう感じの回路ですね。
複雑な回路ではないのでこれも登載すればBCP-2Mの18V駆動は可能です。
ですが、プリアンプ2台を動かすのには2台分の消費電力が必要です。 しかもひとつは楽器に内蔵することを考慮していない外付け機なので、低消費電力タイプではないオペアンプが使われています。
電源IC自体も電池を使って動作するのでこれらの消費電力でひとつの電池がどれくらい保つかということは考えておいた方が良さそうです。
電源ICが3mA,fishman model Bに使われているオペアンプが2チャンネルで計3.6mA(わりあい省エネなICみたいです)、BCP-2Mは1mAかもう少しくらい。 9Vの乾電池は確か500mAhくらいだったと思うので60時間くらいですかね。 このくらいなら問題ないかも知れませんね。
おそらくModel Bはピエゾを高い入力インピーダンスで受けたいからFET入力ICを使っていると思うのですが、このベースはその前にバイポーラトランジスタのエミッタ接地回路が付いています。 これでは入力インピーダンスが下がってしまいます。
ピエゾピックアップは意外とローインピーダンス入力でもちゃんと鳴るので良いですけれど、やっぱりこのベースはメーカー以外の人が自分で改造したと思われますね。 通電前にしっかりチェックしましょう。 爆発しないように苦笑