シムの追加加工【MTDの修理-38】

弦高を下げるためにシムの角度を調整します。

シムの角度を変える

トリマーで加工します。 トリマーベースを交換するのが面倒なのでベースだけもうひとセット買おうかと思います。

トリマー加工

ヘッド側が薄くなりました。

ヘッド側が薄くなった

相対的にサドルが上がって弦高調整が可能になりました。

弦高調整ができるようになった

ジャック周りの配線をして音が無事に出れば完成ですね。


木栓で穴を埋める【ミュージックランダー型ギターの組み込み-11】

配線の逃げを作ります。 トリマーで少し掘りました。

トリマーで掘る

ハムバッカーをボディマウントするので木栓を作って穴を埋めていきましょう。

埋木を作った

3枚貼り合わせました。

埋木を貼り合わせた

アンカーの穴を少し拡げます。

アンカーの穴を拡げる

10.2Φに拡げたところに10Φの木栓を入れて接着しました。

木栓で埋めた


チェック【スペクターのバッテリーボックス修理ー1】

バッテリーボックスが故障したスペクターです。

スペクター

接点の部分のハトメが定期的に壊れるそうです。 金属疲労で折れるのでしょうね。 部品をいろいろ持ち込んでもらったので修理できないか試していきます。 直せない場合は交換になります。

バッテリーボックスの故障

スペクターって、導電塗料ではなくて銅箔テープでキャビティをシールドしてあります。

裏蓋との接点付近が錆びています。 

銅箔の錆

裏蓋の方は酸化膜で絶縁されてしまっています。

銅箔の錆

コンパウンドで磨きました。

おそらくこれで裏蓋のシールドは復活していると思います。

磨いてみた

外来ノイズ電流が通る度に、目に見えないような小さな火花が出ていて、空気中の窒素から硝酸ができる・・・とかそういう現象なのだと思います。