BURNSピックアップの磁界について【o+asis(otasis)のNaridy Bellさんの本国仕様BURNSのメンテナンス-8】

磁界観察シートが届いたので見ていきましょう。

まずこちら↓が一般的なジャズベースピックアップの磁界です。

一般的なJBピックアップの磁界

こちが↓がBURNSピックアップの磁界です。 明らかに狭すぎますね。

BURNSピックアップの磁界

ブリッジの弦ピッチに対してジャズベースはこうなっています。

一般的なJBピックアップの磁界

BURNSのピックアップはこうなっています。

BURNSピックアップの磁界

これはセンターズレを直したら4弦の音まで小さくなるはずです。 センターズレしているから1弦の音が小さいのではなくて、意図的に1弦を捨てるように組み込まれているのです。

日本国内仕様で売られていた方のピックアップはどうなっているのでしょうか。 もし磁界が広くて、なおかつこの英国仕様ベースに移植することができたら、世界一のBURNSが完成するかも知れませんね。


全体の調整【レスポールスペシャル(20250601お預かり)のナット、ブリッジ交換-10】

ナットの弦溝の深さを追い込みます。

弦溝を追い込む

トラスロッドナットを清掃してグリスを塗っておきます。

ロッドナットのグリスアップ

牛骨ナットの弦溝にも追いグリスしておきました。

ナットにも追いグリスしておく

ブリッジの両サイドにあるオクターブ調整ネジにロックナットを付けて固定しました。

ブリッジ

おそらくこれで全ての作業が完了です。

完成

オーナー様に確認してもらいましょう。


ブリッジを付けて弦を張ってみる【グレコのリッケンバッカー風ベースの改造-10】

ブリッジのネジ穴をあけなおして取り付けました。

ブリッジを付けた

弦を張ってみます。 ヒーターはあまり効いていません。

ヒーターは効いてなさそう

弦高を下げて弾く楽器ではないと思うので、弾きにくいけど味がある楽器として弾くのが良いのかもしれません。

ミュートを分解していきます。