ペグの取り付け【テレマスターの組み込み-20】

ペグを取り付けます。

ペグを取り付けます

塗装を面取りします。

面取り

ブッシュを押し込みます。 この押し込み棒はゴトーのペグに付属しています。

この後、裏側を掃除してから低粘度の接着剤をブッシュと穴の隙間に充填して固定します。 ペグポストには大きな力がかかるので、固めておくことでブッシュが浮いて傾いてくるのを防ぐわけです。

ブッシュを押し込む

ペグの位置を決めます。

位置決め

ねじ穴の位置を出しました。

穴位置を決めた

ねじ穴をあけていきます。

ねじ穴をあける

清掃するために一度拭き取ったので、ペグポストにだけ改めてシリコングリスを塗布しました。

シリコングリスを塗布

取り付けます。

ペグが付いた

クルーソンタイプのペグはこの時にも微調整をしながら、ネジを均等に締め込む必要がありますね。

ねじ穴が正しい位置にあいていても、ネジの力が不均等だと、ヘッド面に対して本体が傾いてしまってペグポストが斜めに押しつけられて、ツマミを回したときに引っかかりを感じることがあります。


牛骨ナットの取りつけ【テレマスターの組み込み-16】

 

ナットが付く溝に入った塗装を取り除いて掃除します。 塗装屋さんがマスキングしてくれてあったので助かりました。

ナット下の掃除

牛骨ナットを削り出していきます。 このくらいまでベルトサンダーで作業します。

牛骨を粗加工

背作業で形を整えて・・・

手加工

接着します。

ナットの接着

ボディはジャズマスター型でテレのキャビティがあいているという特殊なデザインのギターですが、ネックさえボディにしっかり付いてしまえば、あとはスムーズに組み込みが進みそうな構造の楽器です。


フレットから【テレマスターの組み込み-14】

塗装屋さんから帰ってきました。 忙しい中、頑張ってくれた塗装屋さんに感謝しましょう。

塗装ができあがりました

さっそくフレットから作業開始します。 フレットの上に乗ったトップクリアーを掃除します。

フレットの塗装を剥がす

フレットを一度、押さえてからすり合わせします。 ヤマ楽器のネックはフレットが浮いたりはしないので、これは省略しても良いくらいです。

フレットのすり合わせ

フレットのすり合わせが終わってピカピカになしました。

フレットの仕上げ

ボディとジョイントしましょう。 リア用のテレピックアップも作ります。